福岡が3人のキャプテンと契約継続…アギラールは今季平均ダブルダブルを記録

ライジングゼファー福岡は6月18日、今シーズンのキャプテンを務めた寒竹隼人、パブロ・アギラール、オフコートキャプテンを務めた加藤寿一の計3選手と、2024-25シーズンの選手契約継続に合意したと発表した。

地元福岡県出身で現在37歳の寒竹は、194センチ89キロのスモールフォワード。2009年に拓殖大学からトヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)へ入団し、2016年のBリーグ開幕後は島根スサノオマジック、大阪エヴェッサ、琉球ゴールデンキングス、仙台89ERSを渡り歩いてきた。2023年6月に福岡に入団し、今シーズンは新加入選手でありながらキャプテンを務め、リーグ戦55試合に出場。1試合平均2.2得点を記録した。

スペイン出身で現在35歳のアギラールは、204センチ104キロのパワーフォワード。母国スペインでキャリアを重ね、クロアチアやイタリアなどでもプレー。2020年に川崎ブレイブサンダースへ入団しBリーグデビューした。その後は長崎ヴェルカへ移籍し、2023年6月に福岡に入団。新加入選手でありながら、寒竹とダブルキャプテンを務めた。在籍1年目となった今シーズンはリーグ戦57試合に出場し、1試合平均13.3得点10.3リバウンド2.0アシストの活躍を見せた。

神奈川県出身で現在30歳の加藤は、192センチ86キロのスモールフォワード。2016年にシーホース三河へ加入し、5シーズンを過ごしたのち京都ハンナリーズ、仙台89ERSでプレー。2023年6月に福岡に加入し、オフコートキャプテンを務めた今シーズンは、リーグ戦全60試合に出場し、1試合平均6.5得点1.8アシスト1.8リバウンドを記録した。

今回の発表に際し、3選手はクラブ公式サイトを通じて以下のコメントをしている。

▼ 寒竹隼人
「引き続きライジングゼファーフクオカでプレーさせて頂きます。B2で優勝してB1へ昇格することが唯一無二の目標には変わりありませんが、チームに携わるすべての人がどれだけ本気でその目標に向かってコミット出来るかが何よりも重要だと思います。福岡のバスケ界の明るい未来へとつながるシーズンになるよう、精一杯頑張ります」

▼ パブロ・アギラール
「もう1シーズン、ライジングでプレーできることを本当にうれしく思います。みんなで一丸となり戦い、今季クラブが掲げている目標を達成できることを願っています!チームのために初日から毎日全力を尽くします。みんなで力を合わせて頑張りましょう。またすぐお会いしましょう!」

▼ 加藤寿一
「いつも応援ありがとうございます!まずはじめに、皆さまにはリリースの件でご心配をおかけしました。今回の契約に至るまで本当にいろいろなことがありましたが、すべてはライジングのために、B1昇格のために全力でプレーします。またより多くの方々に応援していただけるように、プレーだけではなく一人の人間としても成長していきます。来シーズンも皆さまと一緒に戦えることを楽しみにしております。一緒に最高の景色を掴みましょう!」

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