懐かしくも新しい、米国テーラーメイド『Qi10 LS デザイナーシリーズ』が美しい

『BRNRミニドライバー』に似た色の『Qi10 LSデザイナーシリーズ』

米国テーラーメイドが『Qi10デザイナーシリーズ』の新作を公開し、その開発経緯を明かす。「私たちはQi10ドライバーラインをさらに進化させ、これらのドライバーが提供する数多くの技術的利点以上のものをゴルファーに提供したいと考えました。それが当社のデザインチームの最も優秀な人材が『Qi10デザイナーシリーズ』の開発に取り組んだ理由です」と、同社。

国内でも4月半ばにゴールドの『Qi10 MAX』とマットブラックの『Qi10』という『Qi10 DESIGNER SERIES』ドライバー(税込99,000円)を展開したのは既報の通り。今回は『Qi10 LSデザイナーシリーズ』のデザインが秀逸で、そのカッパー色は『BRNRミニドライバー』とも共通するが、どんな開発意図があるのか。
 
「クラシックなテーラーメイドのスタイルと新時代のイノベーションが融合した、まったく新しい『Qi10 LSデザイナーシリーズ』ドライバー。スイングスピードが速いプレーヤー向けに設計されたこのドライバーは、トウからヒールに向かって斜めに走る淡いカッパー色の縞模様が入った黒いクラウンが特徴です。
 
クラシックなテーラーメイドロゴは位置合わせの補助として機能し、1980年代のロゴもトウの外側とソールに目立つように配置され、テーラーメイドの時代を超えた伝統をほのめかしています。『Qi10 LSデザイナーシリーズ』は、ヒールとトウに銅と銀のエッチングが施されたブラックカーボンフェースで仕上げられています」(同社)
 
同社のシニア工業デザイナーのロバート・ヌニェス氏も、「私はテーラーメイドの過去を現代に持ち込むのが大好きです。このドライバーは、この2年間に私たちが作り上げてきた『BRNRミニドライバー』のデザインから着想を得て【この2つが誰かのバッグの中でうまく共存できる】というアイデアで作りました」とデザイン意図を説明する。
 
既報の通り『Paradym Ai Smoke Ti 340ミニドライバー』で、ミニドライバー市場に参入するキャロウェイとは違い、その懐かしくも新しいデザインも魅力の同社。米国ファンの一部はSNSで「私が購入してから1か月後になぜこれを落とすのですか?」などと、そのカッコ良さに地団駄を踏む人もいる。日本でも大人気となった『BRNRミニドライバー』だけに、導入を待ち望む声は多い!?

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