ジャレッド・レトが窃盗容疑者となった元教授に扮する実話映画

『モービウス』のジャレッド・レトが、大学教授から窃盗の容疑者になった人物の実話の映画化を企画、彼が主演し、製作にも参加する。

映画は、2022年に掲載された、スティーヴ・クロフトとハワード・L・ローゼンバーグによる実話記事『才能のあるグレイ博士』The Talented Dr. Grayに基づくもの。グレイ博士は、退職したジョン・キャボット大学の科学の教授で、有名な銀行家の孫娘のジャクリーン・クィレンと交際し、彼女と彼女の裕福な知人たちから、10年間に渡り100万ドル以上の宝石や美術品を盗んだ罪で起訴された人物。クィレンの息子が2020年に訴え、その年にクィレンが死去したため、訴えは取り下げられた。グレイ自身は無罪を主張し、クィンの家族が彼女との交際を反対するために訴えたものだと主張している。
脚本は『ラヴレース』のアンディ・ベリンが執筆中。映画は、舞台をアメリカから英国に変更して描くとのこと。監督やタイトルは未定。製作はスクープ・プロダクションズ他。

© 株式会社近代映画社