遠野なぎこ、アンチコメントで被害届提出を検討 「怯えて待っていればいい。証拠は揃っているのだから」

女優の遠野なぎこさんが2024年6月17日、アンチコメントをめぐり、被害届の提出を検討していることをインスタグラムで明かした。

摂食障害を公表している遠野さんは16日にも、過去に交際相手から「そんな身体じゃ、抱く気がしない」といった言葉を掛けられた経験を振りかえっていた。

「SNSに心を殺される」

遠野さんは17日にインスタグラムを更新し、「もう嫌だよ...」と嘆きつつ、体調不良で食べられない上、吐き戻しがあることを告白した。

一方で、「そんな中、最低なコメントが届く」として、「心臓が止まって死ぬのでしょうね」「体重が減って本当は嬉しいのでしょう、それが拒食症」「病気のせいにしてる」「この場所は、ただの傷の舐め合い」という誹謗中傷が寄せられていると説明した。

コメントに対して「どうしてそんなに人を追い詰めるの?」と疑問を呈しつつ、治療や食事作り、栄養補助ドリンクを飲むなど努力していることを強調する。「どうして全てを無視するの?SNSに心を殺される」と訴え、ハッシュタグで「被害届出そうか迷ってます」とつづった。

また、次のポストでも「私は負けない」「皆んなありがとうね。私は負けないから大丈夫」と反応。誹謗中傷については、「今は気力が伴わないから、すぐに行動に移せるか分からないけれど。被害届も、友達が心配してくれて"一緒に行く事も大丈夫だからね"って言ってくれた」といい、「被害届というものがどういうものか、暴言を吐いた人達は怯えて待っていればいい。証拠は揃っているのだから」と厳しく呼びかけた。

さらに、「それから、私が抱えている重めの悩み達。友人達が親身になって、解決策を一緒に考えてくれてる」と明かし、「毎日不安になって、潰されそうになって泣くけれど私は独りじゃない。だから、安心してね」と友人に支えられている現状を伝えた。

次の日はクリニックへ行く予定だといい、「もっともっと誰にも打ち明けられない悩みを全て話してしまおう。大丈夫だけど、ギリギリだから」「SNSはやめないつもりだよ。皆んなとの場所だから」と報告した。

これらの遠野さんの投稿には、

「自分の心を守ってくださいね」
「なぎこさんのSNSを続けて、言葉を発信してくださっていて嬉しいです。なぎこさんが穏やかに暮らせますように」

という声が集まっていた。

© 株式会社ジェイ・キャスト