砂防・治砂事業で機械化進む、効率が大幅上昇 中国内モンゴル自治区

砂防・治砂事業で機械化進む、効率が大幅上昇 中国内モンゴル自治区

4日、機械を操縦してわらや枯れ草などを地面に列状に差し込み、砂の移動を防ぐ「砂障」の設置作業を行う、内モンゴル自治区バヤンノール市ウラド後旗の西補隆林業管理保護センターの職員。(ドローンから、フフホト=新華社記者/李雲平)

 【新華社フフホト6月18日】中国内モンゴル自治区林業・草原局はこのほど、多種の機械設備が大量に導入されたことで、同自治区の砂防・治砂は多くの人力を投入する「人海戦術」から脱しつつあり、治砂効率が大幅に向上したと明らかにした。

 同自治区は中国の荒漠化(砂漠化に土壌侵食や塩類集積などを加えた概念)対策の主戦場、砂嵐の主な防御ラインとなっており、今年に入ってからの砂防・治砂面積は、既に前年同期の4倍近い604万ムー(約4027平方キロ)に達している。

 同自治区では砂防・治砂作業上の必要に合わせ、適用範囲が広く、作業効率が高い砂防・治砂機械設備を相次いで開発、順次導入や普及を進めている。これにより、治砂の方式は従来の「人海戦術」から現在の「機械戦」にシフトし、生態環境プロジェクトの質と効率が確実に高まっている。(記者/李雲平)

砂防・治砂事業で機械化進む、効率が大幅上昇 中国内モンゴル自治区

15日、内モンゴル自治区オルドス市ハンギン旗の砂防・治砂プロジェクトエリアで、トラクターけん引式種まき機を使って行われたマメ科の灌木、檸条(アオムレスズメ)の播種(はしゅ)作業。(ドローンから、フフホト=新華社記者/李雲平)

砂防・治砂事業で機械化進む、効率が大幅上昇 中国内モンゴル自治区

16日、機械を操縦してわらや枯れ草などを地面に列状に差し込み、砂の移動を防ぐ「砂障」の設置作業を行う、内モンゴル自治区バヤンノール市ウラド後旗の西補隆林業管理保護センターの職員。(フフホト=新華社記者/李雲平)

砂防・治砂事業で機械化進む、効率が大幅上昇 中国内モンゴル自治区

16日、機械を操縦してわらや枯れ草などを地面に列状に差し込み、砂の移動を防ぐ「砂障」の設置作業を行う、内モンゴル自治区バヤンノール市ウラド後旗の西補隆林業管理保護センターの職員。(フフホト=新華社記者/李雲平)

© 新華社