ファブレガス氏とリチャーズ氏が議論 イングランド代表FWフォーデンは「プレースタイルを取り戻す必要がある」

写真:フォーデンはセルビア代表戦で十分なパフォーマンスを披露できなかった ©Getty Images

イングランド代表FWフィル・フォーデンのパフォーマンスについて、元スペイン代表MFセスク・ファブレガス氏と元イングランド代表DFマイカ・リチャーズ氏が意見を述べた。イギリスメディア『BBC』が伝えている。

イングランド代表は現地時間6月16日、UEFA EURO 2024(ユーロ2024)グループB第1節でセルビア代表と対戦し、1-0というスコアで勝利した。しかし、ブカヨ・サカが右サイド、ジュード・ベリンガムがトップ下として先発出場したこの試合では、左サイドとして先発出場したフォーデンのパフォーマンスが議論された。

ファブレガス氏は、フォーデンのプレーについて「プレースタイルを取り戻す必要がある」と分析した。

「ジュード(・ベリンガム)は堂々と相手に立ち向かっていた。フォーデンも同じようにプレーしなければいけない。彼のようなレベルの選手は、監督の指示を待つ必要もない。ジュードはこの点において、フォーデンよりも少し優れていた。彼はプレースタイルを取り戻し、マンチェスター・シティでやっていたことを再現する必要がある」

これに対し、リチャーズ氏は「フォーデンの強みを引き出すプレースタイルを見つけるべき」と語った。

「フォーデンは最初の20分間、強みを発揮できるポジションでプレーできていた。どうやって彼からベストのパフォーマンスを引き出すか、チームのプレースタイルを見つけなければいけない」

「フォーデンがもっとも得意としているプレーは、中央の限られたスペースでボールを受けて相手をかわし、ちょっとしたコースを見つけてシュートしたりチャンスを演出することだ」

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