マレーシアと中国、5年間の経済協力協定を更新へ 李首相訪問で

[クアラルンプール 18日 ロイター] - マレーシアのザフルル・アジズ投資貿易産業相は、今週18─20日の李強中国首相訪問中に期間5年の経済協力協定を更新すると明らかにした。

両国は経済貿易協力プログラムの第2段階を実施することで合意したという。このプログラムは2013年に初めて署名された。

同相は「このイニシアチブによって、高度製造業、デジタル経済、ロボット工学、起業家育成、技術革新、新興企業、農業や第一次産業における研究開発といった優先分野で両国の産業間の連携がさらに深まる」と語った。

同相によると、両国はデジタル経済とグリーン開発に関する2つの覚書にも署名する予定という。

マレーシア外務省の発表によると、李氏はアンワル首相と会談するほか、イブラヒム国王に謁見する。

中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の一環である100億ドル規模の鉄道プロジェクト、イースト・コースト・レール・リンク(ECRL)の起工式にも出席するという。

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