by 三柳 英樹
株式会社サーバーワークスは18日、新たなAI活用サービス「Not A Chat」を発表し、無償で利用できるアーリーアクセスユーザー企業の募集を開始した。
Not A Chatは、クリックを中心として利用できるAI活用サービス。従来の生成AI活用サービスは、チャットを中心としたユーザーインターフェイスだが、そうしたサービスでは、利用の際「何に使えるのか分からない」「プロンプトを考えて入力するのが面倒」という悩みに直面することがあると説明。
サーバーワークスが開発したNot A Chatは、クリックを中心としたユーザーインターフェイスを採用し、分かりやすく直感的なUIデザインで、どのようなユーザーでも簡単に利用できるように設計されているとしている。
Not A Chatは、Google Chromeの拡張機能としてインストールとログインを行うことで、普段使用しているサービスへ即座に導入できる。直感的なデザインにより、特別なトレーニングや事前知識を必要とせず利用できる。なおサービス現段階では、GmailのWeb画面から使用できる。
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早期導入ユーザーからは、メール処理にかかる時間を削減できたおかげで、他の重要なタスクにリソースを割り当てられ業務全体の効率が向上した、顧客からのメールに対して、自動で返信文面が生成されるので非常に便利、メールの誤字・脱字がなくなった、Gmailの画面だけで全てが完結するのでアプリを切り替える必要がなく便利、といった声が寄せられているという。
サーバーワークスでは、Not A Chatのリリースに伴い、アーリーアクセスユーザー企業を募集する。また、Not A Chatは今後、他のSaaSへの展開やGoogle Chrome以外のブラウザーへの対応。RAGを活用した、独自データを元にした回答など、多くの機能を追加していく予定としている。