「危険物が50リットルほど漏れた」三井化学名古屋工場の職員から通報 ケガ人はいないとの情報

消防によりますと、6月18日午後2時半ごろ、名古屋市南区の三井化学名古屋工場で「配管から危険物が50リットルほど漏れた」と職員から消防に通報がありました。

消防や警察によりますと、漏れた液体は「ポリプロピレングリコール」とみられています。「ポリプロピレングリコール」は、主にウレタン素材の製品などに使用され、直接触れると、肌が赤みを帯びる事もあるということです。

今のところ、ケガ人や体調不良を訴えている人はいないということです。

三井化学によりますと、名古屋工場は1950年に建設され、現在は、不織布やリチウムイオン電池に使われる電解液などの生産を行う拠点だということです。

現在、警察と消防が詳しい状況を確認しています

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