ボクシングのチャンピオン・カーニバルMVPに李健太 日本スーパーライト級王座を奪取

 日本スーパーライト級新王者となった李健太(中)=4月9日

 ボクシングの日本タイトルマッチを13階級で行った「第44回チャンピオン・カーニバル」(今年2~5月)の4賞選考会が18日、都内で開かれ、4月9日に後楽園ホールで、藤田炎村(三迫)に判定勝ちして日本スーパーライト級王座を奪取した李健太(帝拳)が最優秀選手賞に選ばれた。

 技能賞は2月22日に後楽園ホールで、前田稔輝(グリーンツダ)に判定勝ちして日本フェザー級王座を防衛した松本圭佑(大橋)が選ばれた。4月9日に後楽園ホールで、仲里周磨(オキナワ)に判定勝ちして日本ライト級王座を奪取した三代大訓(横浜光)との決選投票を制した。

 敢闘賞は4月13日に大阪エディオンアリーナで、デカナルド闘凛王(六島)に5回TKO勝ちして日本スーパーバンタム級王座を防衛した下町俊貴(グリーンツダ)が選ばれた。4月6日に後楽園ホールで、井上夕雅(真正)に9回TKO勝ちした飯村樹輝弥(角海老宝石)との決選投票を制した。

 王座交代を果たした選手のうち、前記の3賞に選ばれなかった選手が対象となる殊勲賞は、4月20日に大阪エディオンアリーナで、原優奈(真正)に5回TKO勝ちして日本スーパーフェザー級王座を奪取した奈良井翼(RK蒲田)が選ばれた。

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