【ボート】尼崎で27年ぶりのグラチャン開催 西村拓也が一発狙う

 尼崎ボート「SG・グランドチャンピオン」の出場選手を代表して西村拓也が訪問

 「SG・第34回グランドチャンピオン」(25~30日・尼崎)の開催に先立ち、尼崎市公営企業局ボートレース事業部の寺沢元芳開催運営課長らが18日、大阪支部の西村拓也選手を伴い、大阪市のデイリースポーツを訪れてPRを行った。

 「SG中のSG」と呼ばれる通称“グラチャン”を尼崎で開催するのは1997年以来27年ぶりとあって、吉川元浩、稲田浩二の地元兵庫の両選手は意気軒高。だが、準地元の大阪勢も負けていない。松井繁、石野貴之らトップを追う実力派の中堅・西村は「出るからにはナンバー1を目指します。乗りやすい尼崎で飛躍のきっかけをつかみたい」と話し、3年ぶり3回目のグラチャンで一発を狙う気概を示した。

 超豪華メンバーが集結する初夏の一大イベントだけに、場内も連日豪華絢爛(けんらん)。25日のオープニングセレモニーでは出場選手のサイン入りタオルの“投げ入れ”があり、最終日の30日には超絶人気を誇る神尾楓珠のトークショーなどが予定されている。

 寺沢課長は「売上目標は145億円。27年ぶりの開催なのでしっかりやりたい」と力こぶ。燃えたぎる尼崎、激突するツワモノ魂-。

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