警報級大雨 帰宅時間帯がピーク 静岡・熱海市全域など避難指示

各地で警報が出ている状況だが、今後の天気を気象センターの望月圭子気象予報士と詳しく見ていく。

全域に避難指示が出された静岡・熱海市内にあるアメダスでは、12時間雨量が195.5mmと、6月の観測史上最大という記録的な大雨になっている。

静岡では、大雨のピークは過ぎつつあるが、これまでかなり大雨になっているため、少しの雨でもまだまだ注意・警戒が必要になってくる。

熱海市と同じく避難指示が出されている伊東市の映像を見てみると、少し見えにくくなっていて、視界が悪くなっている。
引き続き、雨の強弱に警戒が必要。

断続的に運転を見合わせていた東海道新幹線は、先ほど運転を再開したということだが、交通情報を随時取る必要がある。

小田原では、たった半日で100mmを超える雨が降っているため、まだまだ雨量が増えると予想される。
このあとも大雨に注意が必要。

東京・渋谷にあるスクランブル交差点では、今はまだ雨が強くなっていないようにも見える。

東京では、きょう1日の雨量が80mmミリを超えて、2024年一番の大雨になっている。

雨雲レーダーを見ると、18日午後3時30分現在、ちょうど静岡が大雨のピークだが、関東でもあちらこちらでオレンジや黄色の発達した雨雲が確認できる。

そして、警報も出ている。
現在、静岡県などに土砂災害警戒情報、そして千葉県や静岡県などに大雨や洪水の警報、また大雨警報が発表されているところもある。

すでに大雨になっているので、土砂災害など警戒が必要。

そして、18日の大雨を振り返ってみると、午後3時までの雨量は、四国、紀伊半島、静岡といったところで、棒グラフが高く伸びていることが分かる。

中でも高知・馬路村では、たった半日で200mm近い雨が降ったという。

土砂災害の危険度を見ると、紫色の危険が静岡、そして関東でも神奈川県に赤い警戒レベルがあり、まだまだ警戒・注意を続ける必要がある。

このあとの雨の予想を詳しく見ていく。

午後4時の段階だと、雨の中心は静岡だが、関東でも雨が強まってくる。

午後5時になっても、同じように横浜、千葉辺りを中心に雨が強くなる。

午後6時になっても、まだ東京、横浜、千葉辺りところどころでオレンジ色の雨が予想されている。

午後7時になると、千葉が中心でやっと弱まってくるということだが、まだまだ帰宅時間帯は注意が必要。

鉄道の情報は、再開したり、止まったりという状況が繰り返されているため、情報を入手する必要がある。

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