みなさんの愛猫は、おしりをトントンと叩かれるのが好きですか?
【調査】あなたの愛猫は、おしりトントンされるのが好き?
引用元:猫の行動に関するアンケート(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん400名に「あなたの愛猫は、おしりトントンされるのが好きか」というアンケート調査を実施。すると、飼い主さんの約7割が該当する結果になりました。
【体験談】おしりトントンしたときに愛猫が見せた反応とは?
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
では実際に、飼い主さんは愛猫のどのような反応を見て、「おしりトントンが好きだ」と感じたのでしょうか。おしりトントンをしたときの愛猫の反応について、飼い主さんたちから寄せられた回答の一部を紹介します!
おしりを高く突き上げる
- 「ふみふみしながら、おしりを高く突き上げます。満足したらおしりを下ろします」
- 「おしりが上がってきてハイヒールみたいになっている」
- 「おしりを高く上げて、目を細めます」
- 「おしりを突き出してされるがまま嫌がりませんね。ニャーと鳴いてくれます」
- 「おしりを高く上げて、気持ち良さそうにしています」
- 「おしりを高々と上げて、しっぽもピーン。その後ゴロンのなでなでタイムとなります」
可愛い声を出す
- 「ニャニャニャって可愛い声で鳴いて、前足をなめて、気持ち良さそうにしてます」
- 「うれしそうに鳴きます」
- 「フニャ~と甘えた声で鳴く。おしりを高く上げる」
おしりトントンをやめると……
- 「ゴロゴロ鳴きながらおしりを高く上げてます。叩くのをやめると飼い主の手を前足でちょんちょんして、『もっと叩いて!』とリクエストされます」
- 「自分からおしりを差し出し、強めのトントンを要求。トントンを続けると段々おしりが上がってくる。トントンをやめてナデナデにすると怒ります」
おしりトントンは好きだけれど……
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
- 「おしりを向けてベターッと真っ平らになって毛づくろいしています。でも、しばらくしたら『いつまで触ってるんだ』と怒り始めます」
- 「おしりを持ち上げてきます。普段からおしりは見せてくれるので、いつもおしりを向けられます。ただ、ツンデレなので数分で終わらせないと嫌がります」
- 「獣医さんにトントンされると、おしりを高く上げます。飼い主がトントンすると『ナニ?』みたいな目で見られます。獣医さんにトントンされるのは好きなようです」
おしりトントンをしたあとに……
- 「数回トントンするとゴロンと寝転がります」
- 「すぐ後にすりすりしてくれる。ゴロゴロ喉を鳴らす」
- 「体を反らし、目を細めうっとりした表情に。気が乗るとそこからヘソ天して、お腹モフモフへ」
- 「にゃ~あと嬉しそうに鳴いて、おしりを高々と突き出します(笑) しすぎると興奮するのか? ごろんとなってからは手をカミカミしますよ」
- 「しばらくトントンしているとコロンと横になるのですが、すぐに立ち上がってまたトントンを求めてきます」
- 「おしりをトントンするとテンションが上がるのか、ネジを巻いたオモチャのように激走していきます」
ほかにも、こんなエピソードが!
- 「昔は嫌いだったけれど8才になってから急にねだるようになり、トントンするとこちらの手で戯れようとするので、おもちゃをそばに置いたら、ごろんとしながらおもちゃに抱きつきます」
- 「さらにグィーンと体を伸ばしたり、ハウス型の爪とぎで横になり、そこから脚をつっぱり斜め体勢になってトントンを求める」
- 「たぶん好きだと思います。縦ダッコしておしりをゆっくりトントンすると、ギュッと抱きついてしっぽをパタンパタン振ってくれます」
- 「クネクネ、液体化していきます」
- 「おしりトントンをすると両足を足踏みします」
【獣医師解説】猫が「おしりトントン」が好きな理由
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
飼い主さんたちから、「おしりトントン好き」な猫のさまざまなエピソードが寄せられました。おしりトントンとは、猫にとってどのようなものなのでしょうか。
ねこのきもち獣医師相談室の原 駿太朗先生に聞きました。
原先生:
「おしりトントンとは、猫のしっぽの付け根〜腰あたりをトントンと触ってあげることを指します。トントンで触る部位は、神経やフェロモンの分泌腺などが多く集まっている敏感な部位です。そこを優しくトントンとされるのは、多くの猫にとって『心地が良い刺激』となることが知られています。
ただ、トントンをする部位は敏感な部位のため、トントンされるのを苦手に感じてしまうコもいると覚えておきましょう」
猫におしりトントンをする際のコツは?
原先生:
「猫におしりトントンをする際は、手のひらを使って優しくトントンすることを意識しましょう。
また、長い時間やりすぎると嫌になってきてしまうコもいるので、1回にするのは長くても2、3分程度に抑えてあげるとよいと思います。愛猫の反応を見ながらトントンしてあげましょう」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原 駿太朗先生)
ねこのきもちWEB MAGAZINE『猫の行動に関するアンケート』
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2024年6月時点の情報です。
取材・文/雨宮カイ