コンビニで助け求めるも「取り合わなくていい」内田梨瑚容疑者らが店員に説明 …現場周辺には被害者の衣服が 旭川高校生殺人事件

殺害された女子高校生が身につけていた衣服が見つかっていたことが分かった。

この事件は2024年4月、北海道・留萌市の女子高校生・村山月さんが、旭川市の神居古潭(かむいこたん)で橋から落とされて殺害され、内田梨瑚容疑者(21)と19歳の女が逮捕されたもの。

内田容疑者が写る画像を巡るSNSでのトラブルが原因とみられ、警察は、約4時間にわたって村山さんを車に監禁した後、殺害したとみて調べているが、村山さんが、途中のコンビニで助けを求めた際、内田容疑者らは店員に対して、「この子はおかしくなっているので取り合わなくていい」という趣旨の説明をしていたという。

また捜査関係者によると、現場周辺で、殺害される前に村山さんが身に着けていた衣服が、事件の数日後、通行人によって発見されていたことが分かった。

これまでの調べで内田容疑者は、「橋の周りに防犯カメラがなく、人目につかない場所だと知っていた」などと話している。

警察は、内田容疑者らが証拠隠滅のため、衣服を捨てた可能性があるとみて調べている。

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