大気不安定で太平洋側大雨 24時間雨量、6月最多も

気象庁の庁舎

 日本列島は18日、低気圧や前線の影響で大気の状態が不安定になり、東日本と西日本の太平洋側を中心に大雨となった。24時間雨量が6月の最多を更新した場所もあった。東海道新幹線では雨量計が規制値を超え、断続的に運転見合わせが発生。高知県田野町では、突風のためビニールハウスが吹き飛ばされる被害が出た。気象庁によると、19日は前線が日本の南に停滞、南西諸島などで雨となる見通し。

 18日は明け方に高知県安芸市で1時間に78.0ミリ、午後には静岡県伊豆市湯ケ島で64.5ミリの非常に激しい雨を観測。湯ケ島では24時間雨量も300ミリを超えて6月としては最多となった。

突風で被害を受けたビニールハウス=18日午後6時19分、高知県田野町(共同通信社ヘリから)

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