自動車専用道路で荷台のコンクリ片散乱し男性が死亡した事故 ダンプカーの運転手に執行猶予付きの有罪判決

今年2月、愛知県半田市の知多半島道路で、対向車線のダンプカーの積み荷が直撃して乗用車の運転手が死亡した事故で、名古屋地裁は18日、ダンプカーの運転手の男に禁錮1年4カ月、執行猶予3年を言い渡しました。

半田市の知多半島道路で今年2月、中央分離帯に衝突したダンプカーの積み荷のコンクリ片が飛び散り、対向車を運転していた当時43歳の男性が死亡しました。

過失運転致死の罪に問われていたダンプカーの運転手・伊藤守被告(45)に18日、判決が言い渡されました。

判決で名古屋地裁は「職業運転手として慎重な運転が必要なのにも関らず、気が抜けた状態で前方や左右の注意を怠ったため、人命が失われる最悪の結果になった」などと指摘しました。

その上で「遺族に謝罪する態度を示している」として、禁錮1年4カ月・執行猶予3年を言い渡しました。

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