市岡ショーンが再びB1の舞台へ…複数年契約で滋賀レイクスへ加入「とても楽しみにしています」

滋賀レイクスは6月18日、熊本ヴォルターズの市岡ショーンと2024-25シーズンからの新規選手契約を締結したことを発表。契約期間は複数年だという。

現在33歳の市岡は、198センチ96キロのパワーフォワード兼センター。2010-11シーズンにリンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)でキャリアを始め、トヨタ自動車アルバルク(アルバルク東京)、アイシンシーホース三河(現シーホース三河)、レバンガ北海道、福島ファイヤーボンズ、越谷アルファーズを渡り歩いた。2023-24シーズンは熊本でプレー。レギュラーシーズンは全60試合に出場し、1試合平均2.5得点3.2リバウンドを記録した。

日本代表経験を持つビッグマンはクラブを通じて「滋賀のファンの皆さん、ブースターの皆さん、来シーズンから滋賀レイクスに加入し、B1という最高レベルの舞台で再びプレーができることをとても楽しみにしています。滋賀の美しいアリーナで滋賀レイクスと対戦する際のエネルギーが大好きでしたので、滋賀でプレーし、チームをあらゆる形でサポートするのを楽しみにしています。Go Lakes!」と意気込み。また、原毅人スポーツディレクターは市岡の獲得について次のようにコメントした

「市岡選手は、日本でのプロキャリアをスタートして14年目を迎える、33歳の経験豊富な選手であり、日本人ビックマンとしてトップクラスの “フィジカル・スキルセット・経験値” を持ち合わせた選手です。今シーズンは、後半シーズンでの活躍が特に素晴らしく、11試合連続スタメン出場を果たした期間、『平均約34分出場/それぞれ最多で16得点・7アシスト・11リバウンド・3スティール』のパフォーマンスから、プレーオフに向けての、市岡選手の仕上がりと、ライバルチームのポテンシャルに注目をしておりました。プレーハイライトを見て頂ければ分かる通り、アドバンテージのある外国籍選手のロスター編成と選手起用を可能とする “高さと粘り強さ”、前田HCのバスケットボールに多彩な選択肢をもたらすであろう ”視野とパスの精度” は、トップレベルの日本人ビックマンの中でも最高クラスだと評価しております。豊富な経験からチームビルディングに貢献してもらいつつ、自身もまだまだ成長するポテンシャルのある選手として、お互いにとって最高のタイミングでの入団となったと嬉しく思っております。また、獲得難易度が非常に高いポジションの選手であるかつ、先記の通りのスペックとポテンシャルから、複数年契約を締結させて頂きました。熊本ヴォルターズに関わるすべての皆様、今シーズンは、同じB2西地区のライバルチームとして最後まで切磋琢磨させて頂きました。そんな皆様と一緒に戦った市岡選手やヒルコーチと共に、B1復帰が出来る事を誇りに思うと同時に、誠意を持って迎え入れさせて頂きます。来シーズン以降もどうぞ宜しくお願い致します。滋賀レイクスに関わる全ての皆様、レイクスの新日本人ビックマン、そしてリーダーとして、市岡選手へのご声援とご期待を宜しくお願いいたします!」

なお、滋賀は18日時点で青森ワッツから常田耕平、仙台89ERSから岡田泰希、茨城ロボッツから大庭圭太郎の加入も決定している。

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