『十角館の殺人』第40回ATP賞ドラマ部門の奨励賞を受賞

ミステリー文学の発展に寄与した作家や評論家に贈られる『日本ミステリー文学大賞』を2019年に受賞、1992年には『日本推理作家協会賞』を受賞した、日本を代表するミステリー界の巨匠・綾辻行人(あやつじゆきと)。

彼の代表作として、世界中のミステリーファンを熱狂させ続けている、全世界シリーズ累計670万部の大ベストセラー「館」シリーズは、『十角館の殺人』から『奇面館の殺人』まで、9つの長編推理小説からなる壮大なストーリーで綴られ、現在はシリーズ10作目となる『双子館の殺人』が連載中。1987年のデビューから37年を迎える今もなお、書き続けられています。

現代本格ミステリーの第一人者であり、第一線で牽引し続ける綾辻の「館」シリーズ、記念すべき第1作目にして、綾辻行人史上最高傑作の呼び声高い作家デビュー作『十角館の殺人』(講談社文庫)は、緻密かつ巧妙な叙述トリックで読者をその世界に引き込みながらも、たった1行で事件の真相を描くという大胆な手法で、長年“映像化不可能”と言われてきました。この度、37年の時を経て初の実写ドラマ化! 全5話がHuluで独占配信中です。
そして!この度、ドラマ“十角館の殺人”が、第40回ATP賞ドラマ部門で、奨励賞を受賞しました!

「ATP賞」は、ATP(全日本テレビ番組製作社連盟)が、製作会社の社会的機能を高め、制作スタッフ一人ひとりの情熱や気概に応えるために、創設されました。ドラマ部門、ドキュメンタリー部門、情報・バラエティ部門の3つのジャンルで作品を募集し、毎年200本近い応募作品の中から、グランプリ、最優秀賞、優秀賞などが選ばれます。

名だたるミステリー作家や著名人から賞賛のメッセージが寄せられ、“映像化不可能”に挑んだ本作のクオリティの高さ、そして、原作を語る上で欠かせない衝撃の“あの1行”をどうやって映像化したのか、配信前から注目が集まっていた本作は、3月22日の配信開始1週間【3月22日(金)〜3月28日(木)】で、累計視聴総合ランキング堂々の1位を獲得。4月の月間国内ドラマ視聴ランキングでも1位にランクインしました。(Hulu調べ)SNS上でも絶賛コメントが溢れ、配信開始からまもなく3か月となりますが、現在も、多くの視聴者に衝撃を与え続けています。

Huluオリジナル「十角館の殺人」配信ページ:

◆Huluオリジナル「十角館の殺人」
Huluで全5話独占配信中

キャスト:奥 智哉 青木崇高 / 望月 歩 長濱ねる 今井悠貴 鈴木康介 小林大斗 米倉れいあ 瑠己也 菊池和澄 /
濱田マリ 池田鉄洋 前川泰之 河井青葉 / 草刈民代 角田晃広 仲村トオル
原作:綾辻行人『十角館の殺人』(講談社文庫)
(C)綾辻行人/講談社 (C)NTV

■「十角館の殺人」ストーリー
十角形の奇妙な外観を持つ館“十角館”が存在する、角島(つのじま)。
1986年、“十角館”を建てた天才建築家・中村青司(なかむら・せいじ)は、焼け落ちた本館・青屋敷で謎の死を遂げていた。
半年後、無人島と化していた角島に、K大学ミステリ研究会の男女7人が合宿で訪れる。
その頃、海を隔てた本土では、かつてミス研メンバーだった江南孝明(かわみなみ・たかあき)のもとに【死んだはずの中村青司】から1通の手紙が届く。
<十角館に滞在するミス研メンバー>と<死者からの手紙>。
「偶然とは思えない」―。江南は調査を進めるなか、島田潔(しまだ・きよし)という男と出会い、行動を共にしていく。
一方“十角館”では、ミス研の1人が何者かに殺害される。「犯人は一体誰だ?」疑心暗鬼に陥り、互いに仲間を疑いはじめるメンバーたち…孤島である角島から出ることができるのは、1週間後。
2つの物語から起こる【想像を超えた衝撃の結末】とは。

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