中韓、朝鮮半島情勢を協議 次官級2プラス2、初開催

18日、外交安保対話で握手を交わす韓国の金☆(火ヘンに共)均外務第1次官(右)と中国の孫衛東外務次官=ソウル(共同)

 【ソウル共同】韓国と中国は18日、外務・国防当局高官による外交安保対話(2プラス2)をソウルで開いた。次官級は初めて。ロシアのプーチン大統領が訪朝するタイミングでの開催となり、朝鮮半島情勢について意見交換したとみられる。

 中国の李強首相と韓国の尹錫悦大統領は5月の会談で、途絶えていた2プラス2を次官級に格上げして行うことで合意していた。

 協議には、韓国から金ホン均外務第1次官と国防省の李承範・国際政策官、中国からは孫衛東外務次官と国防省の張保群・国際軍事協力弁公室副主任が出席した。

 中韓は2013年と15年に局長級の2プラス2を行ったが、その後は開かれていなかった。

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