“トルコのメッシ”が遂にベールを脱ぐか!? ベテランと若手のハーモニーがカギ/アルダ・ギュレル(トルコ代表)【ユーロ2024】

トルコ躍進の期待を背負う19歳ギュレル[写真:Getty Images]

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。

今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。

■トルコ代表
出場回数:3大会連続6回目
最高成績:ベスト4(2008)
ユーロ2020結果:グループステージ敗退
予選結果:グループD・1位
監督:ヴィンチェンツォ・モンテッラ

◆注目選手
MFアルダ・ギュレル(レアル・マドリー)
2005年2月25日(19歳)

3大会連続でユーロに出場したトルコ。チームを指揮するモンテッラ監督は、イタリア代表として多くの経験があり、指揮官としても結果を残している。

チームとの中心選手は10番を背負うMFハカン・チャルハノール。かつてはFKの名手という部分が脚光を浴びたが、インテルで元々持っていたテクニックに加え、ゲームコントロール力を身につけた。モンテッラ監督も絶賛する力を持ち合わせている。

キャリアの最盛期とも言えるチャルハノールだが、注目したいのはアルダ・ギュレル。“トルコのメッシ”という異名を持つ19歳は、当初の予定を早めてマドリーが獲得したほどの逸材。ただ、ケガで大きく出遅れた1年目のシーズンは、苦しい戦いが続いた。

それでもラ・リーガ10試合で6ゴールと才能は本物であることを証明。先輩チャルハノールと呼応しながら、このユーロの舞台で才能が花開き、大きな注目を集める可能性もあるスター候補生。トルコの次世代を担う逸材の活躍は、チームの結果にも繋がることだろう。

◆試合日程
6月18日(火)
《25:00》
【F】トルコ代表 vs ジョージア代表

6月22日(土)
《25:00》
【F】トルコ代表 vs ポルトガル代表

6月26日(水)
《28:00》
【F】チェコ代表 vs トルコ代表

◆招集メンバー

GK
1.メルト・ギュノク(ベジクタシュ)
12.アルタイ・バユンドゥル(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
23.ウギュルジャン・チャクル(トラブゾンスポル)

DF
2.メーメト・ゼキ・チェリク(ローマ/イタリア)
3.メリフ・デミラル(アル・アハリ/サウジアラビア)
4.サメト・アカイドゥン(パナシナイコス/ギリシャ)
13.アフメジャン・カプラン(アヤックス/オランダ)
14.アブドゥルケリム・バルダクチ(ガラタサライ)
18.メルト・ミュルドゥル(フェネルバフチェ)
20.フェルディ・カディオグル(フェネルバフチェ)

MF
5.オカイ・ヨクシュル(WBA/イングランド)
6.オルクン・コクチュ(ベンフィカ/ポルトガル)
10.ハカン・チャルハノール(インテル/イタリア)
15.サリフ・エズジャン(ドルトムント/ドイツ)
16.イスマイル・ユクセク(フェネルバフチェ)
22.カーン・アイハン(ガラタサライ)

FW
7.ケレム・アクトゥルコール(ガラタサライ)
8.アルダ・ギュレル(レアル・マドリー/スペイン)
9.ジェンク・トスン(ベシクタシュ)
11.ユスフ・ヤズジュ(リール/フランス)
17.イルファン・ジャン・カフヴェジ(フェネルバフチェ)
19.ケナン・ユルドゥズ(ユベントス/イタリア)
21.バリシュ・ユルマズ(ガラタサライ)
24.セミ・クルチソイ(ベシクタシュ)
25.ユヌス・アクギュン(レスター・シティ/イングランド)
26.ベルトゥ・ユルデュルム(スタッド・レンヌ/フランス)

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