「宮迫あたりで止めておけば」粗品 当て逃げ事故の藤本敏史を「もっと自粛せな」とイジるも“やりすぎ”と薄れる支持

「今日娘たち迎えに運転してたら、対向車線にパパ っっっそんなに?!ってくらいの全集中した顔でめちゃくちゃ姿勢良く運転してたんだけど…笑」

6月11日にInstagramのストーリーズで、こう綴ったのは木下優樹菜(36)。元夫でお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史(53)が、車を運転する姿を目撃したと報告していた。

このことは複数のネットニュースで報じられ、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品(31)も自らのYouTube企画「1人賛否」で取り上げた。だが藤本をけなすような発言には、冷ややかな視線も注がれているようで……。

6月17日にアップした自らのYouTubeチャンネルで、木下の投稿文を読み上げて「おもろい漫談ではありますよね」とコメント。そして、藤本についてこう述べた。

「っていうのもこれ多分ね、知らん人もおるんで、言っとくんですけど。フジモンってね、当て逃げしたんすよ。FUJIWARAの藤本っていう、弊社のね、先輩芸人なんですけど」

昨年10月に東京・渋谷区の交差点で当て逃げ事故を起こし、道路交通法違反の疑いで警視庁に書類送検された藤本。今年2月にコンビのYouTubeチャンネルで活動復帰を報告し、3月23日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で地上波復帰を果たしていた。

粗品は藤本の事故や活動自粛について説明した上で、ネット上に寄せられた批判的な意見をいくつか読み上げた。

その上で「でも思いますよ、僕は。微笑ましい」とし、「離婚されたけど、関係が良好って伝わんのもファンは安心するし」と称賛。木下の投稿にも、「普通になんかおもろいやん。漫談みたいな」「いいラインのトークやと思いますけどね」と語っていた。

続けて「俺は木下優樹菜もフジモンくんも好きですから。応援してます」「特に藤本さん、頑張って下さい。これからも」とエールを送ったが、次の瞬間に「ただぁ!」と声を張り上げた。「車捨てとけ~い!」と言い放ち、藤本について“否”を述べ出したのだった。

「俺やったらもう、怖くて乗れないです」としつつ、粗品は「だって気付かずに逃げたんでしょ?」と疑問視。自らの立場に重ねて、“また車を当てたことに気付かずに逃げてしまうと思う”と考えを示した。

さらに粗品は「あとまぁ、フジモン復帰早いっていう。4カ月ですか。ちょっと早すぎへん?」ともコメントし、ダメ出しこう続けた。

「しかも芸人って職業はこう、おちゃらける職業ですからね。やっぱギャップがある。事故とおちゃらけって。そのギャップを埋めるためには、もっと自粛せなアカンのちゃうかな? 藤本さんはやっぱちょっと復帰が早いと。僕は前から言ってますけど。あと、あの謝罪動画のカメラの位置が低すぎるっていう」

■「全部コントなんで」1人賛否の趣旨を説明も止まない厳しい声

今年2月下旬の「1人賛否」でも、藤本について「ちょっと復帰早ない?」と否定的な意見を述べていた粗品。だが当時とは異なり、状況は変化しつつあるという。

「この時はニュースのコメント欄でも、粗品さんに賛同する声が目立っていました。ですが宮迫博之さん(54)とのバトル以降、執拗に著名人をけなし続ける粗品さんの芸風に冷ややかな視線が注がれています。実際にテレビ局内では、“現場で使いづらい”との声が上がっていると聞ききました。

また、明石家さんまさん(68)やほんこんさん(61)といった大御所芸人たちも、苦言を呈しています。確かに当て逃げ事故を起こした藤本さんの復帰に関しては、今も否定的な声は少なくありません。ですが粗品さんが執拗にイジリ続けると、宮迫さんの時と同じように『やりすぎ』と見られかねないでしょう」(芸能関係者)

動画冒頭では「1人賛否」について、「1人で偏ったどっちかの意見っての言いたくないんですよ」と語った粗品。さらに「全部コントなんで」「1人でどっちの意見も言ってみる。コーナーで、コントやて」と強調し、「ちょっと度が過ぎてて最近。ネットニュースもそうですけど、それを見て鵜呑みにしてる情弱の皆さんがね」と世間の反応に苦言を呈していた。

「1人賛否」は“全部コント”と主張した粗品。動画のコメント欄には《最初の言い訳タイムすこ》《長尺コント師》と好意的な声があるいっぽう、《さんま苦言を呈するとかないの残念。そこには噛みつかんのか》《コントで誰かが傷ついてもコントなのか?》と指摘する声も。

また、粗品が藤本を取り上げたことを報じたニュースのコメント欄でも、異論を呈する声が上がっている。

《この人は何様なんだろう?》
《藤本の復帰は早いとは思うが粗品の噛みつき芸もどうかと思う》
《宮迫あたりで止めとけば良かったのに 大丈夫?》

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