琴櫻「これからも精進していきたい」 襲名・大関昇進祝賀会 祖父の先代・琴櫻の地元倉吉市で盛大に 鳥取県

祖父の故郷からも大きな声援を受けました。大関昇進を果たし、鳥取県倉吉市出身の祖父のしこ名を襲名した琴櫻の祝賀会が、6月17日に倉吉市で開かれました。

17日、倉吉市のホテルで盛大に行われた「琴櫻襲名・大関昇進祝賀会」。琴櫻を応援する鳥取県桜友会が主催し、琴櫻や佐渡ヶ嶽親方、鳥取県の平井知事など約220人が参加しました。

琴櫻

「みなさん、乾杯」

千葉県松戸市出身の大関・琴櫻は今年1月、大相撲初場所で13勝2敗という好成績を挙げ、念願の大関に昇進しました。さらに今年4月、「猛牛」と呼ばれたほどの激しい出足と当たりで横綱に上り詰めた祖父・琴櫻(倉吉市出身)のしこ名を襲名しました。琴櫻のしこ名は1974年(昭和49年)の名古屋場所以来、約50年ぶりの復活で、地元・倉吉市は盛り上がりを見せています。

大関・琴櫻

「琴櫻の名前を継がせていただき、この倉吉の地に戻ってくることができ、本当にうれしく思います。先代は横綱の地位についたので、私もそこに並べるようにこれからも精進してまいりますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします」

参加者は、琴櫻と写真撮影するなどして、つかの間の交流を楽しみました。

参加者

「一緒に写真撮っていただいて、優しいなと思いました。優しそうな感じもありますし、その中に強さも秘めておられて信念みたいなものを感じました」

Q.倉吉にとって琴櫻は?

「大きな存在だと思います。華があって。これから横綱になられるのを楽しみにしています」

大関・琴櫻

「(倉吉は)もう一つの故郷のような感じ。鳥取の皆さん、倉吉の皆さんに喜んでいただけるようにこれからも精進していきたい」

祖父の地元・倉吉市で熱い声援を受けた、大関・琴櫻。大相撲名古屋場所は7月14日に始まります。

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