青森第1代表・聖愛、延長で競り負けV逃す 春季東北高校野球 花巻東(岩手)に2-3

【弘学聖愛-花巻東】延長10回裏、花巻東1死二、三塁、弘学聖愛の一塁手の野選で三塁走者が生還、2ー2の同点となる。捕手加藤(左)
8回表、弘学聖愛1死一、三塁、貴田がセーフティースクイズを決め1点を先制
6回裏、花巻東2死一、二塁、弘学聖愛の先発吹田が相手の4番打者を三振に仕留める

 第71回春季東北地区高校野球大会は最終日の18日、宮城県の石巻市民球場で決勝を行い、青森県第1代表の弘前学院聖愛は花巻東(岩手第1代表)との延長十回タイブレークの末、2-3のサヨナラ負けを喫した。5年ぶりの優勝はかなわなかった。互いに一歩も譲らぬ攻防が続く中、弘学聖愛は0-0で迎えた八回に貴田のセーフティースクイズで先制したが、その裏に同点に追いつかれ、タイブレークの延長十回に野選などで2点を奪われ万事休した。花巻東は2014年以来10年ぶり2度目の優勝。

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