松竹、個人情報が閲覧可能になっていたと謝罪 対象者は会員組織111人「再発防止に努める」

松竹は2024年6月17日、同社会員組織「松竹歌舞伎会」で、大阪松竹座「七月大歌舞伎」の切符の購入者限定で募集した、「大阪松竹座『船乗り込み』開催と乗船者募集のお知らせ」において、応募した客の個人情報が、同様に応募しようとして申請フォームにアクセスした人から閲覧可能な状態になっていたと、公式サイトで謝罪した。

「個人を特定することは困難であると判断しております」

今回の原因は、応募方法として用いたGoogleフォームの設定が不十分であったことによるものだと説明している。閲覧可能になっていた個人情報は111人分だ。6月11日16時30分~6月12日12時50分のあいだに閲覧が可能だった。

上記の時間帯に応募した利用者の「歌舞伎会会員番号」「氏名」「参加人数」「メールアドレス」「郵便番号」「住所」が閲覧できた。同フォームにアクセス可能だった利用者(会員)以外の外部からは、個人情報にアクセスできる状態ではなかったという。

「各情報は個人毎には紐付けられない表示となっておりました為、個人を特定することは困難であると判断しております。対象者111名の皆様には、それぞれに文書にて弊社よりお詫びをお送りさせていただきました」

今後は、フォームの公開時におけるテスト確認とチェック体制の強化を図り、再発防止に務めるとしている。

© 株式会社ジェイ・キャスト