「絶対利益がでる」と誘われ、山口県宇部市に住む自営業の男性（７０代）が投資名目で現金３９５０万円をだまし取られたことが分かりました。
宇部警察署によりますと去年９月中旬ごろ男性の携帯電話に、投資会社の社員をかたる男から着信がありました。
男は「ＡＩの投資に興味はありませんか」や「絶対に利益が出る」などと言い、架空の投資サイトへのアカウント作成を勧めたということです。
その後、男から新たに同じ投資会社の社員を名乗る男を紹介され、その男の指示に従えば、確実に利益が得られると信じた男性は、去年９月２０日からことし４月１６日までの間、９回にわたり、指定された銀行口座に投資名目で現金３９５０万円を振り込み、だまし取られました。
利益として一度１万５０００円が振り込まれましたが、その後、自分の意思では利益が出金できなくなったことから、不審に思った男性本人が警察に通報しました。
被害男性と投資会社名乗る男とのやりとりは、電話やＳＮＳで行われたということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに絶対に儲かるとうたう投資話は詐欺として、注意を呼びかけています。
