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SLの運転士が運行前のアルコール検査で、基準値を超える数値が検出されたにもかかわらず、そのまま乗務していたことが分かった。
観光列車「SLもおか」を運行する真岡鉄道によると、4月、運行前のアルコール検査において男性運転士(53)から基準値を超える数値が2度検出されたにもかかわらず、そのまま乗務していたという。
6月に入り内部告発が寄せられ、聞き取りに対し運転士は「検査前にマウスウォッシュを使った」などと、飲酒の影響を否定していたという。
真岡鉄道は、社内規定に違反したとして、19日にも運転士ら3人を懲戒処分する方針。