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低気圧や梅雨前線の影響により、太平洋側の広い範囲で警報級の大雨となった18日。
静岡県では、冠水被害が相次いだ。
一部で避難判断水位を上回った沼津市狩野川から、テレビ静岡・竹下昇輝記者が中継でお伝えする。
JR沼津駅から程近い、中央公園と香貫公園を結ぶあゆみ橋の下を流れるのが1級河川、狩野川。
狩野川を見てみると、普段よりも水位がかなり増しており、濁流と化しているほか、多数の流木が流れ下っているのが確認できる。
階段も、普段は人が歩けるようなスペースがあるが、午後5時55分現在、水位の上昇により何も見えなくなってしまっている。
伊豆半島から駿河湾に流れる狩野川は、大雨によって一部の観測所で避難判断水位を上回り、支流も増水した。
雨は時間がたつにつれて弱まり、今はパラパラと降っている状態。
市内では、各地で冠水や浸水が発生するなど、引き続き注意が必要だ。
――狩野川の水位はどれくらいなのか?
一番近い観測地点では、普段より2メートル以上高い3.6メートルほどで、氾濫注意水位となっており小康状態が続いている。