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福岡市城南区で部屋に設置していたカメラの映像をもとに知人女性と一緒にいた男性から、現金を脅し取ろうとして逮捕されていた20代の男性2人について福岡地検は不起訴処分としました。
警察によりますと、福岡市城南区南片江に住む自営業の男性(25)と建設作業員の男性(28)は、4月、共謀のうえ男性(25)の自宅前で当時20歳の男性に「不法侵入やないと、カメラでわかるんよ」などと脅して、現金を支払わせようとした恐喝未遂の疑いで逮捕されていました。
男性(25)は自宅に間借りをさせていた知人女性と当時20歳の男性が自宅のベッド上にいることを部屋に設置していたカメラの映像で確認していて、その後、男性2人はベッド代と称して当時20歳の男性に現金を要求した疑いがもたれていました。
警察の取り調べに対し、男性2人は容疑を否認するなどしていました。
福岡地検は、男性2人について10日付で不起訴処分としました。
理由については「諸般の事情を考慮した」としています。