レスリング文田、東京の雪辱誓う 母校壮行会「悔しさを金で払拭」

母校・韮崎工高の生徒から拍手で送り出されるレスリング男子五輪代表の文田健一郎=18日、山梨県韮崎市

 レスリングでパリ五輪男子グレコローマンスタイル60キロ級代表の文田健一郎が18日、山梨県韮崎市の母校の韮崎工高で壮行会に臨み「2021年の悔しさを、パリで金メダルを獲得することで受け入れられる、払拭できると思う」と決勝で敗れた東京五輪の雪辱を誓った。

 生徒約380人からエールや和太鼓の演奏など盛大な激励を受けた。東京五輪後の世界選手権は22年が3位、昨年は2位と世界トップレベルの力を維持。現状について「すごくいい」と好調をアピールし「自分の今のレスリングをパリで行えば、必ず金メダルが取れる」と自信を見せた。

 7月は恒例となっている群馬県草津町の合宿で追い込むという。

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