教員代わりに部活指導…愛知県の人材バンクに322人の登録 アメフトや和太鼓など想定外の種目希望も

テレビ愛知

愛知県教育委員会は6月18日の県議会で、県が開設した部活動の指導者を募る「人材バンク」に1カ月で322人の登録があったと明らかにしました。

愛知県は、教員に代わって公立学校の部活動の指導を担う人材を集めようと、指導を希望する人と指導者を求める学校などをつなげるシステム「あいち地域クラブ活動人材バンク」を5月1日に開設しました。

県によりますと、開設されてから1カ月間で、指導を希望する人の登録が322件あり、このうち指導者として採用された事例が5件ありました。

また、指導を希望する人の中にはアメリカンフットボールやボルダリング、和太鼓、漫画など、県が想定していなかった部活動の指導を希望する声も上がったということです。

ただ、開設時に大村知事が掲げていた2週間で500件の目標には届いていません。

県は秋ごろに県内の市町村を集めた協議会を開く方針で、同じ課題を抱える自治体同士の連携を強化するなどして人材の確保を進めたいとしています。

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