大学生殺害の男初公判 「自身に多額の保険金をかけた替え玉殺人」検察主張 広島

3年前、廿日市市内のホテルで大学生を殺害したとして起訴されている男の初公判で、検察は、「自身に多額の保険金をかけた替え玉殺人」だと主張しました。

「殺人」などの罪で起訴されているのは、広島市西区の33歳の男です。

起訴状などによると、男は3年前の11月、当時・大学生だった安藤魁人さんになりすまして睡眠薬を購入。廿日市市内のホテルで安藤さんに睡眠薬を摂取させるなどして殺害した疑いです。

□きょうの法廷

今日の初公判で、男は起訴内容について「黙秘する」としました。検察側は、「被告が自らに5億円を超える生命保険をかけていた」と指摘。被告が死亡したとみせかけるために安藤さんを殺害し、被告は自身の弟になりすまして、保険金を受け取ろうとした「替え玉殺人」だと主張しました。

【2024年6月18日 放送】

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