海外レビューハイスコア『Alan Wake 2』DLC「ナイト スプリングス」―密接に絡み合った筋書きを思いもよらぬ方法で拡張した

『Alan Wake 2』DLC「ナイト スプリングス」

・IGN Brasil: 95/100(PS5)

テディベアとなって夢の世界を守れ!押し寄せるオモチャの大群を撃退するFPSは日本語に対応―採れたて!本日のSteam注目ゲーム15選【2024年6月17日】

DLC「ナイト スプリングス」は各章で展開される物語が実に見事だ。『Alan Wake』だけでなく、Remedyが創り出したマルチバースという巨大なスパイラルに入り込んだ『Control』や『Quantum Break』にまで多くの疑問を投げかけている。3つのエピソードは楽しく、ユーモアと恐怖をもたらし、プロットとゲームプレイの質の高さに感動させられる。

・KeenGamer: 90/100(PS5)

「ナイト スプリングス」は『Alan Wake 2』の素晴らしい拡張パックだ。Remedyが得意とする文章とスタイルで、プレイヤーに数時間分の楽しいコンテンツを届けてくれる。本作はこのスタジオの創造性と、他のスタジオがしないことをしようとする姿勢を見せつけている。しかし、ゲーム本編のわかりにくいストーリーが説明されていないことにがっかりする人がいるかもしれない。

・GLHF on Sports Illustrated: 90/100(PS5)

『Alan Wake』の最初のDLCが“闇の世界”の本質を理解するのに不可欠だったように、『Alan Wake 2』の拡張パックは“Remedyユニバース”(Remedy Connected Universe)に興味がある人なら絶対にプレイすべきだ。本作に没頭する前に、本編の『Alan Wake 2』をプレイしておくことをお忘れなく。だがその前に、『Alan Wake 2』のもう一つの拡張パック「レイク ハウス」が今年後半に配信される。それが本作と同じくらい面白いのなら、辛抱強く待つとしよう。

・SECTOR.sk: 80/100(PS5)

DLC「ナイト スプリングス」は、物語性に富み、密接に絡み合った『Alan Wake 2』の筋書きを本当に思いもよらぬ方法で拡張している。3つの異なるストーリーはそれぞれ独自の主人公とゲームプレイへのアプローチをもたらし、むしろ古典的なアプローチの部分もあれば、斬新な組み合わせの部分もある。ファンには必見だが、疑問に対する決定的な答えは期待しない方が良い。

・Push Square: 80/100(PS5)

全体として、「ナイト スプリングス」は『Alan Wake 2』とRemedyの奇抜さを楽しむための短い口実だ。コメディタッチにしろ、ホラーテイストにしろ、ジャンルを飛び越えるものにしろ、デベロッパーはこのDLCでとにかく楽しんでいる。もう少し長くするか、別のエピソードを1つか2つ入れて欲しかったところだが、ここにあるのはRemedyが現在のゲーム界で最高級に独創的でユニークなデベロッパーであることを思い出させてくれるものだ。

・GamingBolt: 80/100(PS5)


PC(Epic Games ストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに2024年6月8日に配信された『Alan Wake 2』DLC「ナイト スプリングス」のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点でPS5版が86点(総レビュー数6件)をマークしています(PC/Xbox Series X|S版は規定レビュー数を満たさず判定不可)。

総じて、独創性が高く評価されています。一方、本編の疑問が解消されない点では評価が分かれているようです。

本作は、2023年にリリースされたホラーゲーム『Alan Wake 2』の新DLCです。作家“アラン・ウェイク”の想像力によって現実が捻じ曲げられ、馴染みのあるキャラクターや場所が変貌した世界を舞台に、プレイヤーは何が現実で何が虚構なのかを考えさせられると謳っています。

『Alan Wake 2』DLC「ナイト スプリングス」は、PC(Epic Games ストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中です。

© 株式会社イード