JR豊肥線で事故相次ぐ 列車の窓ガラス割れ1人けが、踏切で男性はねられ死亡 熊本

きょう(6月18日)午前、JR豊肥線では事故が相次ぎました。

JR九州や警察などによりますと、きょう午前7時50分ごろ、肥後大津駅構内に停車した下りの普通列車で、先頭車両の左側の窓ガラスが割れているのを運転士が発見しました。線路わきの竹が当たったとみられています。

列車には乗客約150人が乗っていて、1人がガラスの破片で軽傷を負ったということです。

さらにその約1時間後には、熊本市中央区十禅寺の踏切内で、成人の男性が熊本駅から平成駅に向かっていた普通列車にはねられ死亡しました。

現場の踏切には警報機と遮断機があり、当時、遮断機は下りていたということです。警察が当時の状況を調べています。この2件の事故で、豊肥線は一時上下線の運転を見合わせるなどダイヤに影響が出ました。

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