満員御礼のGOLD祭夜の部メインイベントに大仁田厚が参戦!

6月16日、宮城県仙台市の夢メッセみやぎで、GOLD祭がvol.10昼の部、vol.11夜の部の2大会開催された。この大会は、仙台市国分町で「GOLD酒場」と「ねぶた魂」の2店舗を経営する太田進也さんが、東北からプロレスを盛り上げようと毎年開催しており、今年は13団体が参戦。東北の夏のプロレス風物詩となっている。

大仁田厚は、チケット完売で満員御礼の夜の部のメインイベント「衝撃!大爆発!電流爆破マッチ!」に参戦。雷神矢口とFMWEタッグで、怨霊、モンスター・レザー組と対戦した。序盤、怨霊を捕らえダブルアームスープレックスを浴びせるなど、好調な滑り出しを見せた大仁田だったが、レザーが矢口をコーナーに追い詰め、電流爆破バットを頭から振りかぶり、一気に窮地に追い込まれる。これを矢口は間一髪でかわすも、大仁田が2本目の電流爆破バットの餌食になり、劣勢が続く。さらに矢口が怨霊、レザーからダブルブレーンバスターで有刺鉄線ボードに落とされ、苦しい時間が長く続いた。しかし大仁田の毒霧攻撃から流れが変わる。大仁田が電流爆破テーブルで机上パイルドライバーで怨霊をテーブルごと爆破。怨霊は2.9で返すも、最後は大仁田、矢口からレザーがダブル電流爆破バットをくらい、3カウントとなった。

大仁田は、「毎年毎年、仙台でプロレス(大会)をやってくれて。お客さんもありがとうございます。子どもの頃からプロレスが好きだったマスター、ありがとよ!」と主催の太田さんを讃え、マットを叩きにリングに詰めかけたファンに、盛大に水を撒き散らした。

試合後、大仁田厚は「マスター(太田さん)の人柄と、プロレス愛だよな。地元の支援してくれるスポンサーがこんなに集まって。今年も呼んでもらえて感謝しています。13団体も集めるなんて、すごいことだよ。GOLD祭って言う、東北のプロレス文化を作ったマスターの、情熱にファイヤーだよ!こういう人がいるから、プロレスは永遠です。」と語った。

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