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長崎県内は17日、梅雨入りし、これから雨が降る日が増えてくると見られますが、長崎市の諏訪神社で雨の日を楽しむための新しい取り組みが始まっていると聞いて取材してきました。
平地真奈気象予報士:
「長崎市の諏訪神社です。こちらでは雨の日限定の御朱印を頂けるそうです。御朱印お願いします」
権禰宜 森 健司さん:「はい。こちらが雨の日限定の御朱印です」
平地:「お、かわいい。色もとってもカラフルです」
諏訪神社では長崎くんちにちなんだ御朱印が有名ですが、「雨の日限定」御朱印はことしが初めての取り組みです。
参拝者が減りがちな雨の日にも神社に足を運んでもらおうとことし3月から権禰宜を務める森さんが企画し、デザインも自ら手がけました。
森さん:
「お諏訪さんらしいところをなにか付け加えれないかなってことで“蛙岩”をデザインした」
実際の蛙岩を見るため、拝殿近くの玉園稲荷神社に案内してもらいました。
森さん:「雨の日限定御朱印のデザインにもある“蛙岩”がこちらです」
平地:「大きいですねー」
この岩は長崎大水害の時に裏山で崩れた土砂から本殿を守ったとされる災難除け・厄除けの縁起物です。形が似ている蛙にちなんで旅行者が安全に「帰る」ご利益もあるんだとか。
森さん:
「雨の日だからこそ御朱印が受けれてよかったなって、気持ちが晴れやかになるようにっていう思いを込めて考案したんですけど」
「雨の日」限定御朱印は今後1年間、雨が降った日の朝8時から夕方5時まで1枚500円で頒布されるということです。