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岩手県は18日、県内で初めて家畜の豚熱が確認された養豚場で進められていた殺処分を17日までに完了したと発表しました。20日までに殺処分した豚を地中に埋める埋却作業も終了する予定だということです。
県によりますと、豚熱の発生した洋野町の養豚場の豚は当初約1万7500頭でしたが、感染確定後に生まれた子豚を含めて殺処分頭数は1万9780頭に上りました。殺処分の完了を踏まえ、県建設業協会の協力による埋却作業は20日に終了する予定だということで、発生農場の消毒を含めた防疫措置は7月までかかるといいます。防疫措置は5月28日の作業開始から、県外の応援獣医師を含めて延べ2998人が作業に従事しています(17日午後7時時点)。