“涙の銀”から3年…パリ五輪での「金」誓う レスリング・文田選手 母校で壮行会 山梨県

7月に開幕するパリ五輪のレスリング日本代表、韮崎市出身の文田健一郎選手の壮行会が18日、母校の韮崎工業高校で開かれ、文田選手は涙の銀メダルとなった東京五輪のリベンジを誓いました。

吉岡キャスター

「偉大な先輩のオリンピックでの金メダルを願って、これから全校生徒による壮行会が開催されます」

パリ五輪のレスリング・グレコローマン60キロ級に出場する、韮崎市出身の文田健一郎選手。

母校の韮崎工業高校は監督であり父でもある敏郎さんから指導を受け、才能を開花させた原点の地です。

壮行会では生徒会長の金井翔さんが「韮崎工業生の思いを支えに全力を尽くして頑張ってください」とエールを送り、応援メッセージが入った激励旗と千羽鶴が手渡されました。

3年前の東京五輪では、金メダル候補と言われながら銀メダルに泣いた文田選手。パリ五輪への意気込みを語りました。

文田健一郎選手

「本当に悔しくて本当に認めたくなかった2021年の東京オリンピック。今回こそ金メダルをとって今度は金メダルを持ってみなさんの前で報告できたらと思う」

今大会は「集大成」と語る28歳、文田選手が出場するパリ五輪は7月26日開幕です。

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