園児が着衣水泳を体験「泳ぎづらい…」夏のレジャー前に水難事故防ぐ教室〈仙台〉

夏のレジャーシーズンを前に子供たちの水難事故を防ごうと、青葉区の幼稚園で服を着たままプールに入る「着衣水泳」の体験が行われました。

この体験は夏休みを前に仙台YMCA幼稚園で毎年行われていて、18日は園児およそ60人が参加しました。

コーチ
「海や川、プールに行くときは必ずおうちの人、大人の人と行ってください」

コーチから注意することを聞き、早速、服のままプールに入ります。園児たちはプールの中を歩いたり潜ったりしながら、水を吸収した服の重さを感じていました。また、18日はコーチに支えられながら服の中に空気を入れて背中で浮く方法も体験しました。

園児は
Q洋服の重さはどう?
「ちょっと重い」
「プールでごろんとするのがいつもと違った。泳ぎづらい」

警察庁によりますと、去年、全国で水難事故に遭ったのは568人で、このうち中学生以下は106人と2割近くを占めています。この幼稚園では今後も着衣水泳の体験を続けていきたいとしています。

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