チュー・イーロンとウー・レイが映画で共演、ウー・レイは2作同日発表

第2次世界大戦中の漁民による捕虜救助が題材の中国映画「東極島」で、俳優のチュー・イーロン(朱一龍)とウー・レイ(呉磊)が主演を務めることが17日に発表された。

同日、中国SNSの微博(ウェイボー)では、作品の公式アカウントが2人の名前とともにコンセプトポスターを公開。ポスターには、2人の人物の後ろ姿と荒れる波にのみ込まれそうになっている船の絵が描かれており、それぞれのファンから「無私の救援、力を合わせた作戦。『東極島』とチュー・イーロンの素晴らしい演技に期待する」「チュー・イーロンが新作を連れてやって来る!」「ウー・レイの新しい映画だ!」「ウー・レイ、おめでとう!」「『東極島』の撮影が順調に進みますように」などの声が殺到した。

チュー・イーロン

中国メディアの澎湃新聞によると、「東極島」は今月24日のクランクインを予定し、撮影は5カ月余りをかけて行われるもようだ。また、澎湃新聞は作品のストーリーについて「第2次世界大戦中の真実の歴史を題材にしている」と紹介。「1942年に中国浙江省の舟山群島付近で英軍捕虜を乗せた日本の貨物船『りすぼん丸』が米潜水艦の攻撃を受けて沈没。地元の漁民は命の危険を冒して英国の軍人を救出した」と伝えている。

ウー・レイ

なお、ウー・レイをめぐっては、「東極島」と同じ日に別の作品にも主演として参加することが発表された。この作品はSF映画の「群星閃耀時」。ウー・レイは俳優ホアン・ボー(黄渤)、女優ガオ・イエ(高葉)と共に主演を務める。(翻訳・編集/野谷)

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