3月の秋田・羽後町の町議選に絡み公職選挙法違反の疑いで陣営の運動員23人を書類送検

秋田朝日放送

3月に投開票があった秋田県羽後町の町議選で選挙運動の謝礼を贈ったり受け取ったりしたとして陣営の運動員23人が公職選挙法違反の疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは後藤忠保町議(71)の陣営の運動員です。運動員の60代の女と70代の男は3月候補者への投票を呼び掛ける街頭活動への報酬としてほかの運動員に対し食事などを提供した疑いが持たれています。

県警はこの運動員2人と食事を受け取った運動員のあわせて23人を公職選挙法違反の疑いで14日付けで秋田地方検察庁に書類送検しました。

後藤町議は「陣営内で反省会の開催を予定していたが運動員が新型コロナに感染したため中止となり、運動員が事前に用意していた食事を配った」と話しています。陣営に疑いがかかっていることに対しては「支援してくれた人に申し訳ない」と謝罪しました。

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