補正予算案など14議案提出 岐阜県議会定例会開会

提案説明する古田肇岐阜県知事=18日、岐阜県議会本会議場

  岐阜県議会の定例会は18日に開会し、自動運転バスの導入に向けた取り組みや県立高校におけるDXの推進などを盛り込んだ一般会計補正予算案など14議案が提出され、古田肇知事が提案説明しました。

  本会議では会期を7月4日までの17日間と決め、県が提案する議案について古田知事が説明しました。

※古田肇知事
  「東濃地域および下呂市における公共交通サービスの維持確保に向けた自動運転バスの導入・調査のほか、県立高校におけるデジタル人材を育成する事業などに必要な機器整備について、いずれも国庫補助金を活用して実施します」

  今年度の一般会計補正予算案の総額は1億8961万円で、このうち、多治見市、瑞浪市、恵那市、土岐市、それに下呂市での自動運転バスの導入に向けた運行ルートや通信環境の調査などに6995万円を計上しました。

  また、ICTを活用した探求的な学びを充実させるため、県立高校5校に高性能パソコンなどを整備する新規の事業に5000万円を充てています。

  議員による一般質問・質疑は、6月26日から28日までの3日間の日程で行われます。

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