コンビニ駐車場で缶ビールを飲み車を運転…空き缶を路上にポイ捨てした50代の市職員を停職6カ月に「複数回やった」

2024年1月、新潟県三条市で勤務終了後にコンビニエンスストアで缶ビールを購入し、駐車場で飲酒。その後、自動車に乗って家に帰る途中、路上に空き缶を投げ捨てた罪で略式命令を受けた50代の市職員に対し、三条市は停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。

飲酒し運転…その後空き缶をポイ捨て

停職6カ月の懲戒処分を受けたのは、三条市役所の50代の係長級の男性職員だ。

男性職員は2024年1月30日、勤務終了後に市内のコンビニエンスストアで缶ビールを購入し、駐車場で飲酒し、車に乗って帰宅する途中、車から空き缶を路上に投げ捨てた。

この行為を見ていた警察が男性のアルコール検査を実施。基準値を満たさなかったものの、飲酒の事実を認めたため、男性は警察から警告を受けた。

一方、三条区検察庁は空き缶を投げ捨てた道路交通法違反(道路での禁止行為)の罪で男性を5月31日に略式起訴し、男性は6月12日に三条簡易裁判所から略式命令(罰金3万円)を受けた。

三条市 停職6カ月の懲戒処分を決定

男性職員は警察の聴取や市の調査で飲酒運転の事実を認めたほか、過去にも同様の行為を繰り返し行っていたという。

事態を重く見た市は、男性職員が飲酒運転した事実を踏まえ、停職6カ月の懲戒処分を決定。

男性職員は「事の重大さを感じ、自覚の足りなさを反省している」などと反省の弁を述べているという。

(NST新潟総合テレビ)

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