久しぶりの雨で農作物には恵み 富山県

18日の富山県内は、朝から断続的に雨が降りました。富山市内で1ミリ以上の雨を観測したのは2週間ぶりで、野菜を育てる農家にとっては恵みの雨となりました。

前線を伴った低気圧の影響で、県内は18日午前中は各地で雨となりました。

午後5時までの降水量は富山市で7.5ミリで、富山市内で1ミリ以上の雨を観測したのは6月4日以来2週間ぶりとなりました。

最高気温は富山市で25.6度、高岡市伏木で24.1度で、17日までの暑さはいったん収まりました。

久しぶりの雨は、農家にとっては待ちに待った雨でした。

農家 川田佳弘さん

「恵みの雨。うれしいですよね。もう、ウキウキ」

富山市八ケ山の畑です。川田佳弘さんは野菜や果物を10種類以上育てていて、水の管理が重要なナスやキュウリは17日までの日照りと高温で葉が枯れ始めていたといいます。

農家 川田佳弘さん

「虫害の影響もあるんだけど、水不足で枯れて。散水だけじゃ追いつかなくて、やっぱり天然の雨じゃないと」

18日は午後には日差しが戻りました。19日は朝から青空が広がりそうで、暑さが戻ってくる見込みです。

© 北日本放送株式会社