【試合詳細】6・15 マリーゴールド京都大会 林下詩美&MIRAI&天麗皇希vs石川奈青&後藤智香&ビクトリア弓月 桜井麻衣&青野未来vsSareee&野崎渚 翔月なつみvsゼイダ・スティール 松井珠紗vsマイラ・グレース 南小桃vsボジラ

『Marigold Grand Opening Wars 2024』
日程:2024年6月15日(土)
開始:13:00
会場:京都府・京都KBSホール
観衆:357人

▼シングルマッチ 15分1本勝負
●南小桃
2分28秒 パワーボム→エビ固め
○ボジラ

▼初代スーパーフライ級王座決定トーナメント1回戦 15分1本勝負
○松井珠紗
6分46秒 ヨーロピアン・クラッチ
●マイラ・グレース
※松井が決勝戦進出。

▼初代スーパーフライ級王座決定トーナメント1回戦 15分1本勝負
○翔月なつみ
10分19秒 ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め
●ゼイダ・スティール
※翔月が決勝戦進出。

▼タッグマッチ 15分1本勝負
桜井麻衣/△青野未来
15分0秒 時間切れ引き分け
△Sareee(フリー)/野崎渚(フリー)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
林下詩美/○MIRAI/天麗皇希
16分4秒 ラリアット→エビ固め
石川奈青/後藤智香/●ビクトリア弓月

スーパフライ級初代王者決定戦は松井vs翔月に決定!Sareeeと青野のバチバチはフルタイムドロー!ボジラが小桃を2分で瞬殺

オープニング

宮川町の舞妓であるかなともさんによる舞いが2曲実施された。

その後は大平ひかるリングアナによる対戦カード発表が行われ、その後は右橈骨遠位端骨折によりしばらく欠場することとなったジュリアがリング上で挨拶を実施。オッキー沖田リングアナの合いの手とともに進行していく。

ジュリア「京都の諸君、ごきげんよう!ジュリアです!皆さん見ましたか?オープニングの素敵な舞妓さん。ずいぶん癒やされたんじゃないでしょうか(笑)でも今日はプロレスの大会です。舞子さんの素敵な芸もございましたけど、ここからは盛り上がっていきますよ。準備できてますか?準備できてますか?!お前ら準備できてんのか~!?OKOKOK!」

――初のマリーゴールド京都大会ですが、今日の注目カード・注目選手は
ジュリア「今日のカードは、スーパフライ級の初代決定トーナメント、これも誰が勝ち上がるか楽しみですし、Sareeeに噛みついた桜井がどんな戦いをするのかも楽しみですね。あと今日はすごく気になってる試合があって。高橋奈七永が欠場したせいでカードが色々変わったじゃないですか。2vs1で弓月と南小桃がハンディキャップマッチでボジラと闘うはずだったんだけど、高橋奈七永の欠場のせいで!デビュー2戦目の南小桃がボジラとシングルマッチになっちゃったんですよ!1人で大丈夫ですか?!さっき『1人で大丈夫?』って聞いたら、『あぁ、ぶっ飛ばすんで』って言ってましたよ、南小桃が!(笑)なんかあったら皆、ホントに高橋奈七永のせいにしてください。私も含めて『高橋奈七永!お前のせいだ!』と責め立ててやりましょう。というわけで今日は第1試合から南小桃がどんな闘いをボジラとするのか。そしてメインイベントまで皆さん最後まで楽しんで帰っていってください!それではマリーゴールド京都大会、スタートォッ!」

第1試合

試合前に小桃が「お願いします!」と握手を求めるが、ボジラはその手を蹴っ飛ばす。

ゴングが鳴るなり小桃が突っ込んでエルボー連打も、ボジラは微動だにせずニヤリと笑いながらのエルボー一発で吹っ飛ばす。
小桃は怒涛のドロップキック連打も、ボジラはビクともせず「何度でもやるといい」とまるでラスボスのようなセリフとともに仁王立ち。ドロップキックを受け切ったボジラは軽々と小桃を肩に担ぎ、ぐるぐると回ってから真横へ放り捨てる。

小桃は果敢にバックを取っていくが、ボジラはこともなげにクラッチを切って首投げ。さらに長~く滞空させたあと「F●ck you」と中指を立てながらのワンハンド・ブレーンバスター。小桃はキックアウトするなりボジラに飛びついてスリーパーホールドも、ボジラはおんぶする形で起き上がり、コーナーに叩きつけて小桃を外す。
ボジラはヘアホイップから首を掻っ切るポーズを決め、強烈なパワーボムで叩きつけて3カウント。わずか2分28秒で瞬殺した。

セコンドに付いていたジュリア&弓月が慌てて小桃の生死を確認し、2人で肩を貸しながら退場させていった。

<試合後コメント>

南小桃
「ボジラと急遽シングルマッチになったんですけど、終わったばっかりなんですけど、全身痛いです。次は絶対ボジラ、倒します……」

ボジラ
「ボジラのファン、“ボジリアン”に言わせると今日は闘いではない。デカさこそが正義だということはボジリアンなら皆知っているな?今日の試合はあまりにもイージーだった。もっと強い相手を連れてこい!」

第2試合

ゴングが鳴るなり松井が突っ込んでいくが、マイラが攻撃をかわしてエルボー&ソバット。さらに水面蹴りから低空ドロップキック。松井も下から丸め込んで切り返し、串刺しジャンピングニーからドロップキック。スーパフライ級らしいスピーディーなバトルが展開。

松井はボディスラムから腕十字。さらにブレーンバスターから低空ドロップキックと連撃。松井はMARUMARUスープレックスを狙うが、振り払ったマイラがエルボーで反撃。松井はキャッチしてショルダーアームブリーカーを連打していくが、マイラが痛む腕でのエルボー連打でなぎ倒す意地を見せ、ロープに飛んでフライング・ラリアット。

マイラはフィッシャーマンズ・スクリューから松井をロープに引っ掛けてからの619。さらにコーナーへ上がってダイビング・ルー・テーズ・プレス。カバーに入るもカウントは2。
マイラはバックドロップで叩きつけ、ロープに飛ぶ。これをカニバサミで倒した松井が腕を巻き込んでダブルアームバー。マイラはその長い脚をロープにかけてブレイク。
ロープを背に座り込むマイラに対し、松井はスライディング・クロスボディ。さらにダイビング・クロスボディからエルボー連打。マイラはトラースキックで反撃してロープに飛ぶも、松井がカウンターのジャンピングニーを叩き込む。

松井はリストクラッチ式の変形MARUMARUスープレックス・ホールドからコーナーに振って突撃も、攻撃をかわしたマイラが回転エビ固め。丸め込みの応酬となり、松井がバックスライド、ラ・マヒストラル、カサドーラからのヨーロピアン・クラッチと畳み掛けて3カウントを奪った。

<試合後コメント>

松井珠紗
「アイ・キャント・スピーク・イングリッシュ!だから私はマイラの言ってることは全然わからないけど、きっと日本に来たってだけでもっともっとマイラ自身もやりたいことがあって、叶えたい野望があって日本に来たと思うんですけど、まだ今日初のシングルマッチ。今日は全然わからなかった。でも今度私は必ずスーパフライのベルト獲るんで、そのときに今日の答え合わせをしましょう。シーユーネクストタイム!せんきゅー!」

第3試合

ゴングが鳴ると翔月が距離を詰めようとするが、ゼイダが距離を取って焦らす。
ゼイダの方からロックアップを仕掛けるも、翔月がビンタを見舞って突き放す。ゼイダは「ノー・スラップ!」とロープを蹴り上げながら怒り、ロックアップからヘッドロック。翔月がクラッチを切ってバックの取り合い、リストロックの応酬へ。翔月がビンタを狙うとゼイダは「ノー・スラップ!ノー・スラップ!」とさらにキツく絞り上げる。ならばと翔月はリストロックで切り返しつつミドルキック。ロープに振ってハイキックも、ゼイダがスライディングでかわしてスクールボーイの形で転がしてからの低空ドロップキック。

ゼイダはマウントエルボー連打からコーナーに振って串刺しジャンピングハイキック。さらにロープに飛んでドロップキックからエルボー連打も、翔月は「あ゛?来いよ」とドスの効いた声で恫喝。怯えたゼイダが大ぶりのエルボーを放つと、翔月はこれをキャッチして脇固め。ゼイダは悲鳴と悪態をつきながらも必死でロープへ。

翔月は背中へのストンピング連打からダブルニードロップ。さらにロープを背に座らせて串刺しダブルニーを発射も、ゼイダが回避したため翔月はそのまま場外へ転落。ゼイダがトペ・スイシーダで追撃する。

そのまま場外戦となり、リングに上がろうとしていたゼイダを引きずり下ろした翔月がサッカーボールキック。翔月がエプロンに上がると、ゼイダは肩車して担ぎ上げ、エプロンへのフェイスクラッシャーを決める。

翔月がふらふらとリングに戻ると、ゼイダはロープ越しのコードブレイカー。これを返されるとロープへ飛ぶが、翔月が絡め取って卍固め。そのままグラウンド卍で捕らえ、ロープへ飛んでランニングニー。2発目のランニングニーを狙うが、ゼイダがこれをかわしてハイキックを発射。翔月もハイキックを放ち、同時にヒットする相打ちとなってダブルダウン。

先に起きたゼイダは「キス・マイ・アス!」と叫びながらのヒップバッドから十字架固め、変形ラ・マヒストラル、横回転十字固めと畳み掛け、ガン・スタン。さらにロープに飛ぶも、翔月がキャッチして横回転エビ固め。キックアウトしたゼイダの起き上がり際にハイキックを叩き込み、フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。さらに必殺のダイビング・ダブルニードロップを決めて3カウントを奪った。

これにより、7月13日の両国国技館大会では翔月と松井がスーパフライ級の初代王座をかけて闘うことが決定。
翔月が勝ち名乗りを上げる中、松井がマイクを持ってリングに上ってくる。

松井「なつみさぁ~ん!なつみさん、おめでとうございます。私も勝ちました。4人しかいなかったトーナメントなんですけど、なつみさん、スーパフライ級トーナメント決勝戦、よろしくお願いします。私が必ず勝ちます」
翔月「おい松井!チョーシ乗ってるなあ?翔月なつみが、ましてやシングルで、何回も負けるわけねーだろ。あ゛ぁ?正々堂々、初代スーパフライに似合うのはこの翔月なつみだよ。覚えとけ!」

松井が握手を求めるも、翔月はその手を荒々しくはたき落とした。

<試合後コメント>

翔月なつみ
「約束通り1回戦、勝ってやりましたよ。なんだアイツ。ちょいちょい最初っから余計なことばっかりしてきて。正々堂々闘ってこないんでメッチャイライラしますけど、返り討ちにしてやったとは思ってるんで。次の松井が本命だと思ってるから、一騎打ちで翔月なつみにはシングルでは敵わないってところをお見せ出来ると思うんで。全然まだまだ実力出し切ってないから。楽しみにしとけ、松井!」

第4試合

青野と野崎の対面でゴング。
手4つからぶつかり合って力比べ。リストロックの応酬からクリーンブレイクも、その瞬間に野崎が距離を詰めて前蹴り。青野も前蹴りで返してロープに飛ぶが、野崎が強烈なダブルチョップでカウンター。倒された青野だったが、ネックスプリングで軽快に起き上がってニヤリと笑う。両者見つめ合いながらタッチへ。

桜井とSareeeの対面。Sareeeが雄叫びを上げながら突っ込んでドロップキックでふっ飛ばし、ロープに飛ぶ。桜井は攻撃をかわしつつドロップキックで反撃も、Sareeeが「ナメんじゃねーぞオラッ!」と即座にドロップキックで反撃。さらにSareeeが串刺しドロップキックを狙うも、かわした桜井がコーナーエルボー連打。Sareeeもリバースしてコーナーエルボー連打で返し、ヘアホイップ。さらに「逃がすかオラッ!」とボディスラム。野崎にタッチ。

野崎は桜井をこーなーに叩きつけて串刺しダブルマシンガンチョップ。さらに顔面バーン2連発からノアール・ランサーを狙うが、桜井がカウンターのビッグブートを叩き込んで青野にタッチ。

青野は野崎へ串刺しドロップキック、串刺し低空ドロップキック、サッカーボールキック2発と連撃。野崎が「痛くねえ~っ!」と強がって見せると青野はさらに強烈なサッカーボールキックからバズソーキックを発射。これをかわした野崎がスクールボーイからスリーパーホールドに捕らえて行くが、青野はドルミルには行かせずコーナーに叩きつけて脱出。野崎はショットガン・ドロップキックでコーナーまでふっ飛ばし、串刺しビッグブートからおしゃれキック。さらに「Sareee!来い!」と指示を出し、既にロープへ飛んでいたSareeeが串刺しドロップキック。さらに野崎がビッグブートからブレーンバスターを狙うが、着地した青野がローキック、ミドルキック、キャプチュードと連撃。桜井にタッチ。

桜井は野崎の顔面への低空ドロップキック、串刺しビッグブート、セカンドからのミサイルキックと連撃してロープに飛ぶ。野崎は「ナメんな!」とキチンシンクから顔面へのトラースキック、蒼魔刀、ドルミルと畳み掛ける。これは青野がカット。
野崎はビールマンキックで追撃し、「どうしたどうした?ヘイヘイヘ~イ♪」と挑発的に桜井の顔面を踏みつける。桜井はガバリと起き上がって顔面へビッグブート。野崎も顔面へのビッグブートで返し、同じ技での意地の張り合いへ。野崎がトラースキックからのビッグブートで倒していくと、青野がコーナーから野崎を捕縛。ここに桜井がビッグブートを放つも、青野に誤爆してしまう。すかさず野崎はザキゴェを叩き込み、Sareeeにタッチ。

Sareeeはコーナーに上ってミサイルキック。Sareeeが引き起こしたところで桜井がダイヤモンドカッターで切り返し、フットスタンプからSTF。Sareeeはなんとかロープを掴む。
桜井はロープを背にするSareeeに貫通ビッグブートから顔面への低空ドロップキック。さらにシャイニング・バスターを狙うが、Sareeeがブレーンバスターで切り返す。桜井はビンタからロープに飛ぶが、Sareeeが追走ドロップキックからフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。さらに顔面への強烈な張り手からロープに飛ぶが、桜井がカウンターのレッグラリアートから変形ノーザンライト・スープレックス。青野にタッチ。

青野はSareeeにランニング・ミドルからハイキック。さらに青野のブレーンバスターに桜井がミサイルキックを合わせる合体攻撃、青野のスライディングラリアット+桜井のスライディングDの合体攻撃。
青野がコーナーに上っていくが、野崎が足を掴んで妨害。Sareeeがデッドリードライブドライブで投げ落とし、ダイビング・フットスタンプを突き刺す。青野とSareeeが真っ向からのエルボー合戦を展開。Sareeeがフルスイングの強烈エルボーでぶっ飛ばして裏投げを狙うが、振り払った青野がスイング式のパワースラム。続けてバッファロースリーパーで捕らえるが、野崎が即座にカット。ロープを背にする青野へSareeeが串刺しドロップキックを見舞い、再びダイビング・フットスタンプを発射。青野がこれを回避すると桜井がSareeeにエルボー連打。野崎が桜井をノアール・ランサーで蹴散らす。

残り30秒。青野がSareeeにラリアットを決め、ジャーマン・スープレックスを狙う。Sareeeはこれをカサドーラ・フットスタンプで切り返し、ダイビング・フットスタンプを腹部に突き刺す。青野はキックアウト出来そうになかったものの、カウント2が叩かれた瞬間に15分フルタイムドローを告げるゴング。
ゴングに救われる形となった青野がなんとか引き分けに持ち込んだ。

桜井「Sareee、早速明日シングル、承諾してくれてありがとうございます。でもね、私は貴女がマリーゴールドのエースになるなんて絶対させないから。今日は不完全燃焼だったから、明日はシングルで誰の邪魔もなく私の思いをぶつけてやるよ」
Sareee「おい、お前のね、熱い思いなんてどんなもんか知らねーけど、そんな薄っぺらいやつ、私が明日叩き潰して一生生意気な口きけないようにしてやるよ。テメーの貴婦人キャラに付き合ってらんねーよ。貴婦人やっとけお前は」
桜井「お前こそその高い鼻へし折ってやるよ。覚悟しとけ!」
Sareee「やってみろ!」

<試合後コメント>

青野未来&桜井麻衣
青野「Sareeeさんに関しては1回組んでくれたことがあったので本当にスゴい選手だっていうのは知ってて。この日を結構楽しみにしてたんですけど、今日はもう1人野崎選手。白いベルトに挑戦するというテーマが出来てトーナメントにも出られるということなので。それでどっちにも勝ちたいって気持ちがあって、時間が15分じゃ足りなかったなと。私も危ないところがいっぱいあって助けてもらいましたけど、でももっとやりたいし、やっぱりマリーゴールドのエース?外部に取られるのも悔しいし難しいんで。私は底に行きたい。野崎選手、もしかしたらまた決勝であたれるかも知れないんで、まずは自分が決勝戦まで勝ち残りたいと思います」
桜井「Sareee、人のこと貴婦人キャラとか言ってるけどキャラでもなんでもないし、貴婦人だから。アンタだって太陽神っていうキャラクター?わかんないけど。私は“貴婦神”。“ジン”は神だから。太陽神vs貴婦神ということでね。私の魂ぶつけてやるよ!あと野崎渚!なんで外部のやつがベルトに挑戦してんのかわからないし、超目障り!また野崎とシングルやって、勝ったら私もベルトに挑戦させてもらうから。2人共覚悟しとけよ」

Sareee&野崎渚
Sareee「ホントあれ3カウント入ったと思ったんですけど……申し訳ないです」
野崎「いやいや。仕方ない仕方ない」
Sareee「明日、桜井麻衣とシングル決まってますけど、あんな奴の薄っぺらい気持ちぶつけられたって、こっち動かないし。そんだけのこと言うんだったら明日やってみろって感じですね。私はあんな貴婦人キャラみたいな奴に付き合ってる暇ないんで。他のやつとやればって感じですよ。でもあの目はいいんじゃないですか?明日が楽しみになりましたね。またね」
野崎「私は明日はボジラとシングルマッチ。UN王座決定トーナメントで。後楽園で名乗り出てないのになんで野崎が入ってんだって声もちょっと聞こえたんですが、いただいたチャンスは私は逃さない。ボジラ、めちゃくちゃ強いと思いますが、私の18年間のプロレス人生をかけてボジラを倒したいと思います。今日ちょっとしかあたってないけど、対戦相手に青野未来が来るかも知れないから、また闘えるのを楽しみにしてます」

第5試合

試合前にはかなともさんから詩美&MIRAI&皇希に花束が贈呈。

詩美と弓月の対面でゴング。
弓月が低空タックルで組み付くも、詩美ががぶって上から潰す。グラウンドでの首の取り合いからスタンドでのリストの取り合いへ。弓月がヘッドロックからロープに振るも、詩美がショルダータックル。さらに詩美がロープに飛ぶも、エプロンから後藤が捕縛。そこへ弓月がドロップキックを見舞って石川にタッチ。

石川は詩美に串刺しボディスプラッシュからクロスボディを発射も、詩美が軽々キャッチしてボディスラム。詩美は石川の古傷である左ヒザへのストンピングを連打してから再びボディスラム。MIRAIにタッチ。

MIRAIも左ヒザへのガットショット連打からエルボードロップ、レッグロックと集中攻撃。皇希にタッチ。

皇希はロープ越しに石川の顔面を踏みつけていき、ボディスラムから170cmプレス。詩美にタッチ。

詩美は左ヒザへのニークラッシャーからコーナーに振るも、石川は左ヒザが痛んで走れず崩れ落ちてしまう。詩美が「どうした?そんなもんか?」と挑発すると、石川は野太い雄叫びを上げながらエルボー連打。詩美は余裕の表情で受けきり、強烈なエルボー一発で石川をダウンさせる。詩美は串刺しラリアットを狙うが、石川がカウンターのランニング・ネックブリーカー・ドロップを見舞って後藤にタッチ。

後藤は100cmの自慢のお尻でヒップアタックを放っていくが、これをMIRAIがカット。詩美&MIRAIの2人で向かっていくが、後藤は「ナメんな!」と2人にまとめて串刺しヒップアタック&ランニングヒップ。さらに詩美をジャイアント・スイングで5回転ぶん回し、「重いッ!」とぼやきながらカバー。これを返されるとラリアットを発射も、かわした詩美がトラースキックからアルゼンチン・バックブリーカー。さらにバックフリップで叩きつけ、皇希にタッチ。

皇希は後藤の顔面にビッグブートを連打し、ロープに振ろうとする。後藤がこれをアトミックドロップで切り返し、エルボー合戦へと持ち込む。打ち勝った皇希がカナディアン・バックブリーカーからのカナディアン・フェイスバスターで叩きつけ、皇希がロープに飛ぶ。
ここに石川が飛び込んできてフライング・フォアアームからダブルアーム・スープレックスを見舞ってアシスト。後藤は皇希にリバース・ジャイアント・スイングからのフェイスバスターを決める。追撃を狙うも、皇希がRKOで切り返す。後藤は怯まず飛行機投げも、即座に起きた皇希がバイシクルキック。両者タッチ。

MIRAIと弓月の対面。弓月がMIRAIにドロップキックからのエルボー猛連打。さらにロープに飛んでティヘラからのドロップキックを見舞い、スワンダイブ式のフェイスクラッシャーを狙うがMIRAIが「させるかっ!」と脇固め。MIRAIがコーナーに上っていくが、後藤&石川が全力で妨害。石川のパワーボム+弓月のダイビング・ネックブリーカーの合体攻撃が炸裂。弓月はスワンダイブ式フェイスクラッシャーからダブルリスト・アームサルトを狙うも、背後から詩美が組み付いてジャーマン・スープレックス。
MIRAIが弓月に串刺しラリアットを見舞い、MIRAI&詩美のサンドイッチラリアット。さらにMIRAIがミラマーレで捕らえ、カットに来た後藤を皇希がスリーパーホールドで、石川を詩美がアルゼンチン・バックブリーカーで捕らえる絞め技の三重奏。弓月は長時間捕まりながらもなんとかロープに逃れる。
MIRAIはSSコロンビアwithミケーレを狙うが、これを弓月がローリングアローで切り返す。これは皇希がギリギリでカット。石川&後藤が皇希を2人で排除にかかるが、皇希が詩美が石川にドロップキック、皇希が後藤にビッグブートを見舞う。

詩美が石川へミサイルキック、皇希が後藤にアメジスト・バタフライを同時に見舞う新木場での初タッグ時にも見せた連携を見せて排除。
MIRAIが弓月にSSコロンビアwithミケーレから強烈なラリアットを叩き込んで3カウントを奪った。

MIRAI「京都の皆さん、はじめまして!私たちがマリーゴールドです!皆さん本日の闘い、楽しんでいただけましたか?自分たち、もっともっともっと大きくなってまた京都に必ず返ってくるので、それまで皆さん魂込めて応援よろしくお願いします!」
詩美「あれっ?高橋奈七永は?高橋奈七永?今日当たるはずだったんだけどいないなあ。パッションパッションいないなあ。今日いないけど高橋奈七永と先日の後楽園ホールでしっかりパッション注入マッチ受けてきました。自分はそのパッションを抱えて7月13日の両国国技館大会でイヨ・スカイさんとシングルマッチが決定しています。皆さん是非そちらも応援よろしくお願いします!皇希も是非一言お願いします!」
皇希「天麗皇希、初の遠征!初の京都!勝ちました!このきらびやかなステンドグラスの前で勝利を飾れて嬉しいです!これからも応援よろしくお願いします!最後は3人で締めていいですか?じゃあMIRAIさんお願いします!」
MIRAI「じゃあ皆さん立ちますか!皆さんいいですか?魂込めて!」
皇希「シャイン!」
詩美「フォーエバー!」
3人「「「マリーゴールド!!」」」

<試合後コメント>

林下詩美&MIRAI&天麗皇希
MIRAI「はい!京都大会、舞妓さんパワーをいただいて、京都の皆さんからパワーをいただいて勝利することが出来ました!舞妓さん、良かったですね」
詩美「良かった。グっときた!」
MIRAI「すごいパワーをいただきました!この勝利を自分は明日のトーナメントにつなげて、絶対に勝ちたいと思います」
詩美「トーナメントもあるんですが、私は7月13日にイヨ・スカイさんとの試合、高橋奈七永から受けたパッションをしっかり持って、夢の時間ではあるんですが、夢を叶えるだけでは終わらせずにしっかりと紫雷イオに自分の全てをぶつけて立ち向かっていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
皇希「初の京都大会、(3を獲ったのは)MIRAIさんですけど勝利できて嬉しいです!明日の名古屋もしっかり勝って私も未来につなげていきたいと思います。よろしくお願いします」
MIRAI「皆さん、これからもマリーゴールドの闘いに期待していてください!」

© 株式会社コラボ総研