毛越寺「あやめまつり」見頃に 初夏の風に3万株のハナショウブ揺れる<岩手・平泉町>

岩手県平泉町の毛越寺では3万株のハナショウブが浄土庭園を彩る「あやめまつり」が開かれていて、訪れる人の目を楽しませています。

毛越寺のあやめ園には約300種類あわせて3万株のハナショウブが植えられています。

ここ数年開花の時期が早まっているため、2024年のあやめまつりは例年より5日早く6月15日にスタートしました。

早咲きの品種はほぼ満開となっていて、黄色や紫色の花が時折吹く風に揺れながら輝きを放っています。

庭園を訪れた観光客は色鮮やかな花々を写真に収め初夏の一日を楽しんでいました。

神奈川県からの観光客
「アヤメの数が多くてすごくきれい。色合いもいいし池もあるので風情があっていい」

毛越寺 南洞法玲広報行事部長
「花の開花が去年より4日ほど早くなっていて、見頃は今週末がいい具合になると思う」

毛越寺のあやめまつりは7月7日まで開かれ、期間中の6月23日には延年の舞が披露されます。

© 岩手めんこいテレビ