【仙台駅東口】通行量が初めて<新型コロナ>蔓延前の2019年上回る 「ヨドバシ仙台第一ビル」開業などの影響か 「中心部商店街」通行量調査の結果

【画像】仙台市中心部<人の通行量>が変化

仙台商工会議所が、5月に行った「中心部商店街」の通行量調査の結果、仙台駅東口周辺の通行量が初めて新型コロナ蔓延前の2019年を上回ったことが分かった。

仙台商工会議所では、毎年5月下旬頃に金曜日と日曜日の午前9時~午後8時の間の「中心部商店街」8地点の通行量を調査している。

調査結果によると、仙台駅東西自由通路の東口改札前の通行量が、5月24日(金曜日)と5月26日(日曜日)のいずれも、初めて新型コロナ蔓延前の2019年を上回った。

この地点の5月26日(日曜日)の通行量は7万8168人で、前の年を2万3千人あまり上回り、2019年と比較しても8千人以上増加した。

一方、アーケードの中央通りや一番町方面などの通行量は、いずれも2019年と比べて1割~3割ほど減少している。

2024年5月26日(日)の通行量は以下の通り。()内はいずれも2019年比。

「仙台駅東西自由通路」 7万8168人(+12.4%)

「クリスロード」 5万1703人(-16.8%)

「藤崎前」 3万6610人(-25.1%)

「一番町四丁目」 2万3246人(-30.8%)

仙台商工会議所では、仙台駅東口では去年6月以降「ヨドバシ仙台第一ビル」などが開業した一方で、中心部で「仙台フォーラス」の長期休業などの影響から、コロナ後の通行量の回復に格差が出ているとみている。

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