「若者の一票が重要」岩手大学で選管が特別授業 若年層の投票率の低さ課題<岩手県>

若者の投票率の低さが課題となる中、選挙への関心を高めてもらおうという特別授業が6月18日に岩手大学(岩手県)で行われました。

この特別授業は盛岡市選挙管理委員会などが企画したもので、岩手大学の学生113人が参加しました。

18日ははじめに選管の職員が「有権者に占める高齢者の割合が高まっているので、若者の意見が反映されにくい状況にある」とし、若者が投票する重要性を説明しました。

このあと架空の選挙公報を使って「模擬選挙」が行われ、学生が投票までの流れを確認していました。

大学1年生(19)
「前回(の選挙)は親と行ったが、流れとか詳しく教えてもらったので、次の選挙からは一人でも行けそうだと思った」

大学1年生(18)
「政治というところから岩手県についても知っていきたい」

盛岡市選挙管理委員会事務局 木村大地主任
「若年層の投票率が大変低いという事実があるので、若い世代の方にはぜひ投票に行っていただきたい」

2023年9月に行われた県知事選挙の盛岡市での投票率は、18歳が42.5%、19歳が29.79%にとどまっていて、選管では選挙へ関心を高めるよう呼びかけていました。

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