「大麻グミ」元社長不起訴 元従業員らも、大阪地検

大阪地検が入る大阪中之島合同庁舎

 大麻類似成分を含むグミを食べた人が相次いで体調を崩した問題で、大阪地検は18日、医薬品医療機器法違反(指定薬物所持)容疑で大阪府警などに逮捕された食品製造販売会社「WWE」(大阪市北区)の松本大輔元社長(39)を不起訴処分とした。「公訴を維持するにたえる証拠が収集できなかったため」と説明している。

 高田浩司元従業員(38)と、関連店舗の村田州元店長(25)も同日、不起訴処分とした。

 元社長らは大阪市中央区にある店舗で、指定薬物の大麻類似成分HHC(ヘキサヒドロカンナビノール)を販売目的で所持したなどとして府警や厚生労働省近畿厚生局麻薬取締部に逮捕された。

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