去年６月、荒尾市のアパートで知人の男性を包丁で殺害し、現金を盗んだ罪などに
問われている男の裁判員裁判で、検察側は男に懲役１８年を求刑しました。
この裁判は、住所不定・無職の長谷川 正 被告（７２）が去年６月、荒尾市原万田のアパートに住んでいた知人の前田 好志さん（当時７４）を包丁で複数回刺し殺害。現金およそ１４万円を盗んだとして殺人や窃盗などの罪に問われているものです。
１８日の論告で、検察側は「貸した２万円を返してもらえなかったという被告人の動機は短絡的で、犯行も執拗で悪質」として懲役１８年を求刑しました。
判決は６月２１日に言い渡されます。
