県議会開会・6月補正予算案にクマ対策費など

県議会の6月定例会が18日開会し、クマ対策や冬場の災害発生に備えるための事業費を盛り込んだ補正予算案が提出された。

県議会6月定例会で審議されるのは、総額3億6200万円に上る補正予算案など23の議案。補正予算案には、今年4月にクマが指定管理鳥獣となったことを踏まえ、移動ルートとなるやぶの刈り取りや、出没時の緊急対応訓練に対する支援など、対策強化のための事業費などが計上された。

(吉村知事)
「クマ類が指定管理鳥獣に指定されたことにより拡充される政府の交付金を最大限に活用しながら、クマ被害被害の強化に取り組む」

補正予算案にはこのほか、能登半島地震を踏まえ、雪や寒さを想定した避難所の運営マニュアル作成や、津波警報が発表された際の寒さ対策に必要な備蓄品の整備に対する支援などが盛り込まれている。

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